こんにちは!
那由多の軌跡改のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・軌跡シリーズ初のアクションRPG
・粗い3Dグラフィック
・軌跡本編はほとんど関係ない
概要
那由多の軌跡は2012年に日本ファルコムよりPSPで発売したアクションRPG。軌跡シリーズの一つでシリーズ初のアクションRPG。
2021年にグラフィックなどが向上した那由多の軌跡:改がPS4で発売。
キャッチコピーは「世界の果て 少年は少女と出会う」(公式サイトより)
https://www.falcom.co.jp/nayuta/ (公式サイト)
あらすじ
この世界には「果て」がある―。
ぼくたちは昔からそう教わってきた。
無限に広がって見えるこの海にも、明確な終わりがあって、その先には進むことはできない。
゛世界は平面だから゛
学者たちの多くはそう断じ、人々もそれを信じている。
…でも、本当にそうなんだろうか。
いいや、きっと違う筈だ。
世の中にはまだ多くの未知が残されている。
「星の欠片」が映し出す゛あの光景゛は一体なんだろう?
だから、ぼくは強く信じているんだ。
そう。世界はもっと、もっと広いはずだって―。
by ナユタ・ハーシェル
(説明書より)
シナリオ
7点
・王道なストーリー
狭い世界しか知らなかった少年が少女と出会い、広い世界を知り、ひいては世界のために戦うことになるという王道なボーイミーツガールもの。ファルコムらしく安定して面白いが傑出したものはない。無難に面白いという印象。
・描かれる世界が狭い
あらすじにもある世界の果てなど話の舞台が広がっていくイメージを持つワードが出てくるが描かれる世界は狭い。
世界の果てについては触れられているが冒険が広がっていくという期待には応えられていない。
・ほぼ存在しない軌跡要素
存在する軌跡要素は主人公の名字が軌跡シリーズに登場するキャラと同じ、あるキャラが軌跡シリーズの重要キャラとそっくりという2点だけ。関連性はPSP版が発売してから9年経っても不明。
さすがに関係があると思いたいがどうでしょうね。
戦闘
7点
システム
・アクションRPG
軌跡シリーズだが戦闘はコマンドRPGではなくイースシリーズのようなアクションRPG。
ダンジョンはステージ制となっており、各ステージクリアごとにリザルトが表示される。
・料理
料理をして回復アイテムを作る。ストックしてある料理はいつでも使用でき経験値も手に入る。
・魔法
ノイがいるときは魔法が使用できる。攻撃だけでなくステージギミックを攻略するのにも必要。
評価点
・豊富なステージギミック
様々なギミックが存在する。各ステージには四季があり季節が変わるとステージ内容も変わる。ステージ制で一回の攻略時間が短いため何度でも遊べる。
問題点
・イースに比べるともっさりしている
本作単体としてはわるくないがイースと比べると移動やアクションが遅くもっさりしている。パーティー制だったイース7と違って操作キャラが主人公メインでサブで魔法のノイだけになるのも物足りない。
・鍛錬
本作はステージミッションをクリアしていくと鍛錬でスキルを覚えられる。その中には基本操作に含まれるべきであるガードなども入っているのが不便。
グラフィック
4点
全体的に粗くキャラは立ち絵と3Dの乖離が目立つ。
装備は3Dに反映されるがどれもいまいち。デザインはカッコよかったのではと思わずにはいられない。
BGM
9点
ファルコムらしく良曲揃い。軌跡らしさやイースらしさを感じさせるような曲が多い。
キャラ
9点
クレハが好きです。色々な面から彼女の存在は気になるところ。
ノイが画面映えを意識して実際のサイズよりも3Dでは大きくしているのは良い配慮だと思います。その3Dがアレなんだが…。
快適さ
7点
PSP世代のゲームとしては親切だがPS4世代の軌跡やイースを知っているとUIなどで不便なところを感じてしまう。プレイするならその辺は割り切るべき。
評価まとめ
43点
ファルコムらしく安定した内容。ただ特別面白いわけではないし軌跡本編と関係ないのがマイナス。S~GでC評価。
クリア時間は19時間05分。
無難に面白いです。ただ色々と物足りないところがあるのも事実。このゲームが真に評価されるのは軌跡本編と絡んだときかも。絡むのかは知らない。
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