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イース・メモワール -フェルガナの誓い-のクリア後感想・評価です。
評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・HDリマスター
・ボリューム少なめ
・元は1989年のゲーム
↓イース8
↓イース9
概要
イース-フェルガナの誓い-は2010年に日本ファルコムよりPSPで発売したアクションRPGでイースシリーズ3作目イースIII -ワンダラーズフロムイース-のリメイク作品。
イース・メモワール -フェルガナの誓い-は2023年にSwitchで発売したHDリマスター。
キャッチコピーは「深化したアクションRPG」(公式サイトより)
あらすじ
萌えるような赤い髪と少年のようにどこまでも澄んだ黒い瞳—。
後に百余冊の冒険日誌を遺すことになる稀代の冒険家アドル・クリスティンは、古代王国イースを巡る大冒険の後、まだ見ぬ新たな地を目指して相棒である元盗賊のドギと共に世界各地を巡る旅に出る。
それから2年後—
19歳となったアドルは各地を旅する中、とある街でドギの故郷フェルガナ地方に関する不穏な噂を耳にすることになる。
火山活動の活性化、突如出現するようになった凶暴な獣の群れ、領主の圧政に苦しむ領民の嘆き……
「フェルガナで何か不吉なことが起きている……」
異変の真相を確かめるべく、ドギと共にフェルガナ地方を目指すことにしたアドルには、ある予感があった。
何かが待ち受けているという、ほとんど威嚇的ともいえるほどの雰囲気が、フェルガナの地から押し寄せてきていたのだ。
「さあ、あと少しだ。行こうぜ。アドル」
ドギはそう言うと、前よりも力を込めて船を漕ぎはじめた。
アドルは、まとわりつくような予感を振り払うと梶を握る手に力を込めた。
(説明書より)
シナリオ
7点
・あっさりしたストーリー
本作はPSPで発売したイース-フェルガナの誓い-のHDリマスターだが元々のオリジナルは1989年にPCで発売した作品。
元が古いゲームだからかそもそものストーリーが短い。描写は増えているのかもしれないがゲーム全体としてあっさり進んで行く。
ストーリーの起承転結はしっかりしているので今遊ぶと非常に惜しいと感じる。
戦闘
7点
評価
・ハイスピードなアクション
スピードはかなり速くダンジョン攻略は面白い。
ダンジョンでは場面に合わせてトップビューとサイドビューが入れ替わる。ダンジョンの構造もそれぞれを生かしたものになっている。
・退屈なボス戦
本作のボス戦は相手の行動パターンを把握して攻撃のスキを突く。それ以外では回避し続けるというクラッシュバンディクーや風のクロノアなどのアクションゲームような戦闘になる。
アクションRPGというジャンルでこれだとかなり退屈。
難易度も高く行動パターンは死んで覚えるという正にアクションゲームのような内容。
・回復
本作は能動的にできる回復が乏しい。
まず自分で使える回復アイテムがなく敵を倒したときにランダムで出現するものしかなく拾ったらその場で使われる。ボス戦ではそんなものない。
一定時間停止していると回復できるアクセサリがあるがボス戦でそんなことをしている余裕はない。
唯一自分で使えるものにブーストモードがある。使うとある程度回復するが半分も回復しない。
この要素がボス戦の難易度上昇に繋がっている。
・ほぼ無意味な武具強化
武具はアイテムとお金を使って強化可能だが上昇率がめちゃくちゃ低い。最終装備を手に入れるまでは強化する必要がない。強化してもコストに対して明らかに割に合わない。
ちなみに最強装備を強化してもステータスアップは微増で特殊効果が付くこともない。
グラフィック
7点
悪くはないがあくまでPSPのリマスター。新たに書き起こされた立ち絵は良好。
BGM
10点
めちゃくちゃ良い。イースシリーズの中でも一番好きかもしれない。
バレスタイン城が特に好きです。
キャラ
7点
ボリュームの少なさと一人旅のためキャラへの愛着が湧いてこない。
個人的にはドギがセルセタでいない理由が分かったのが良かったです。
快適さ
8点
快適というよりも不便さを感じるほどシステムや要素が多くない。
評価まとめ
46点
手堅くまとまっているが今遊ぶとボリュームの少なさが気になる。S~GでB評価。
クリア時間は9時間25分。
ボス戦は難しくて度々難易度を下げてます。
7以降のイースしか知らない身からすると一人旅などシリーズの変換を感じられました。しかし、ゲームは良くできてるけど如何せん大本が古い作品なので令和にわざわざ遊ぶものでもないのも事実。
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