こんにちは!
東京ザナドゥ PS4版のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・一言で表すと現代が舞台の閃の軌跡
・全体的に無難な出来
・蛇足なアフターストーリー
概要
東京ザナドゥは2015年に日本ファルコムよりPSVitaで発売したアクションRPG。
2016年に追加要素を加えた東京ザナドゥeX+がPS4で発売した。
あらすじ
—その日、〝日常〟に穴が開いた。
東京郊外の《杜宮市》に住む17歳の平凡な高校生《時坂洸(ときさかこう)》は、ある日のバイト帰りに、深夜の繁華街で〝事件〟と遭遇する。
柊明日香(ひいらぎあすか)—
4月に帰国子女として編入したばかりの容姿端麗にして明朗快活、人気者のクラス委員長が、タチの悪い不良たちに絡まれ、連れて行かれようとしていたのである。
「なんでこんな時間に…!」
舌打ちしながらも、意を決して路地裏へと追いかける洸。
果たしてそこには―
この世のものとは思えぬ、おぞましくも美しい空間と、名状しがたき怪異(バケモノ)に喰われかかった不良たちと…
―虚空から、鬼火のように青く輝く〝剣〟を取り出す〝彼女〟の姿があった―。
(公式サイトより)
シナリオ
8点
・王道なシナリオ
一言で言うなら現代を舞台にした閃の軌跡。
ファルコムらしい王道な展開とシナリオで安心して楽しめる。
一方でどこかで見たような設定も多く目新しさの少ない無難な内容とも言える。
最終話のボスについては存在、動機とあまり見ないタイプで良かったと思います。
・オープニング
各話ごとにオープニングを流すTVアニメのような演出がされている。
これ自体はいいが内容は変化しない。こういう演出をするなら後半から映像が変わるなどの変化が欲しかった。
・会話の作り込み
キズナエピソード、FRIENDと閃の軌跡で言う絆イベント、人物ノートが今作でもある。
イベントを発生させているかどうかで後の会話が変化するなどよく作り込まれている。
・アフターストーリー
PS4版で追加されたシナリオ。
正直蛇足。ファルコムお得意の続編フラグを立てているところも問題。
戦闘
7点
システム
・アクションRPG
パーティーに3人を選んで戦うアクションRPG。操作キャラ以外はイースシリーズと違って戦闘には参加しない。
キャラごとに属性があり、敵の属性に合わせてパーティー・操作キャラを変更する。
・スキル
遠距離用の射撃スキル、移動にも使える飛翔スキル、威力の大きい剛撃スキルの3種類がある。
スキルゲージは時間経過と通常攻撃で回復する。
・Xドライブ
ドライブゲージを溜めると発動できる。一時的に能力が上がった状態で2人で戦うことができる。
・Xストライク
ストライクポイントを消費して発動。範囲内の敵に大ダメージを与える必殺技。
・EXスキル
EXポイントを消費して発動。威力は剛撃スキル以上Xストライク以下。
他ゲージよりも溜まりやすくガンガン使える。
評価
・全体的に無難な出来
ここがダメだと言うほど悪いところはないが、素晴らしいと言うほど良いところもない。
面白くはあるがアクションを楽しみたいならイースでいいかな…。
・ダンジョン
ダンジョンごとに様々なギミックがある。理不尽なものはなく攻略は難しくない。
似たような風景・敵がいる迷宮を攻略するので飽きやすい。
グラフィック
7点
キャラが豊富なのは良い。
本屋やおもちゃ屋などにはファルコム関連のグッズやポスターなどがみられる。
イベントシーンでのモーションの少なさは気になる。ファルコムもっと引き出し増やして。
BGM
9点
安定のファルコムクオリティ。ボス戦の曲なんかは特にいいですね。
何度も流れるオープニングはイントロがカッコいい。
キャラ
8点
リオンが好きです。アスカはそんなに…。
快適さ
9点
ファルコムらしい親切丁寧なUI。非常にプレイしやすい。
評価まとめ
48点
大きな欠点はなく良くできていますが、シナリオを楽しみたいなら軌跡でアクションを楽しみたいならイースでいい。S~GでB評価。
クリア時間は36時間23分。
軌跡、イースに比べると物足りないですが十分面白かったです。
今後続編が発売されそうですが、現在はこれ一作のみなのでファルコム入門としてはいいんじゃないかと。