こんにちは!
イース10 PS5版のクリア後感想・評価です。
評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・アドル2番目の冒険、舞台は北の広大な海域
・戦闘システムを一新
・帆船サンドラス号を改造して航海する
↓ イース8
↓ イース9
↓ フェルガナ
概要
イースX -NORDICS-は2023年に発売した日本ファルコムのイースシリーズ10作目。
本作は時系列的には2部作だったイース1,2の次に当たる。
キャッチコピーは「冒険家アドル、遥かなる北の海へ」(パッケージ裏より)
あらすじ
冒険家アドル・クリスティンははじめての冒険の地・エステリアを17歳であとにし、その後セルセタへと向かったとされているが生家で発見された冒険日誌の一冊「北人の失楽園」によるとセルセタへ向かう前に、元盗賊のドギとともにオベリア湾へ立ち寄っていたことが判明している。
(公式サイトキャラクター紹介より)
シナリオ
9点
・北の海をまたにかける若き日のアドルの冒険
本作は時系列的にはイース1,2の次、アドルの冒険の中でも2番目に古い時代を描いている。
1章の内容はかなり衝撃的になっており「これイースだよね?」と思うような展開で始まる。そこから仲間たちと船で北の海を冒険していくことになる。
広大な北の海をまたにかける本作はシリーズの中でも冒険している感が強い。伏線やストーリー展開は丁寧で真実が判明していく中盤以降はかなり盛り上がっていく。1章こそ意外な展開だがゲーム全体としてはイースらしい爽やかなストーリーになっている。
・帆船サンドラス号
ひとつの島、街が舞台になることが多いイースだが本作はオベリア湾という海域全体が舞台。サンドラス号に乗って広い海を冒険することができる。
序盤は移動が遅いなど気になる点はあるが船が強化されていく終盤にはストレス要素はほぼない。
アクション
9点
システム
・二人一組のアクションRPG
操作キャラはアドルとカージャの二人。どちらかを操作するソロモードと二人で同時に攻撃するコンビモードを切り替えて戦う。
・マナアクション
移動やギミック攻略で使う様々なアクション。
評価
・二つのアクションを切り替えるクロスアクション
7から続いたシステムを一新。アドルとカージャの二人を切り替えて戦うシステムになった。
ソロモードではスピード重視で素早い立ち回りで敵を攻撃、コンビモードではパワー重視で敵に大ダメージを与えられる。
過去作よりもジャストガードが重要・簡単になった。ガード時は自然とコンビモードになるが今作のシステムを重視するためにここはガードで弾くという攻撃を敵が分かりやすく使ってくるので狙いやすい。
・海戦
サンドラス号で敵戦と戦う。多くのゲームで海戦はストレス要素になりやすいが本作では特別面白くはないがストレスが溜まらない程度には調整されている。ストーリー上必須の戦闘もあまりない。
・レリーズライン
いわゆるスキルツリーに近いものだが通常プレイでは適当にやっても問題ないので育成システムとしては面白みは薄い。
また枠を開放するためのマナポイントがかなり余るのは何とかしてほしかったところ。
グラフィック
8点
ハードが変わったことでグラフィックも向上。前作から7年前の話だけあってアドルの見た目がちゃんと若い。年齢からすると若いというより幼いが正しいのかな?
BGM
10点
ファルコムらしさ全開で今作も素晴らしい。
暗めの曲が多かった前作とは変わって爽快感のある曲が多い。
キャラ
9点
アドルとカージャの物語。パーティキャラが少ないRPGは最近では珍しい。ストーリーの焦点が当てられるキャラが少ない分、掘り下げができ没入感が高まる。
快適さ
9点
・会話マーカー
モブキャラも含めてすべてのキャラで会話内容が変化しているかマーカーが表示されるようになった。
・移動関連
ファストトラベルなど仕様自体は便利だが、航海・船の改造というゲーム内容のためどうしても移動の遅さ・不便さを感じてしまうことがある。
評価まとめ
54点
8,9と続いて今作も名作。S~GでS評価。
クリア時間は35時間31分。
クエストはコンプしてます。
8,9,10と名作続きで凄い。イースを信じろ。ファルコムさんはできれば5と6のリメイクをお願いします。
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