こんにちは!
アサシンクリード ユニティのクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・フランス革命と関わらないシナリオ
・過去最高のフリーラン
概要
アサシンクリードユニティはユービーアイソフトより2014年に発売したアサシンクリードシリーズ本編8作目。舞台は18世紀末のフランス革命時のパリ。
キャッチコピーは「統べよ、思い。重ねよ、闘志。」(公式サイトより)
あらすじ
フランス全土が空前の不況に見舞われ、民衆が貧困と飢餓に喘いでいた。
愚かなる王ルイ16世は王妃マリー・アントワネットと共に富を貪り続け、国の惨状に目を向けようとはしなかった。
逆に決起した民衆は、バスティーユ監獄を襲撃。
民を抑圧してきた貴族たちに容赦なく反逆の刃を向けたのだ。
革命が目指したものは自由であり、平和であり、平等であるはずだった。
しかし、国の支配を目論む影の勢力により、決起した民衆は自らが次々とギロチンにかけられることになった。
恐怖で民衆を支配し続ける勢力。
その正体を暴き、自由のために命をかける者は現れるのか―。
(公式サイトより)
シナリオ
3点
・フランス革命と大して関わらないストーリー
まず上記のあらすじの前半はフランス革命のあらすじであって本作のあらすじではない。
フランス革命の大部分に主人公は絡まず、教科書に載っているような歴史上の人物がちょい役でしか登場しない。
バスティーユ牢獄襲撃事件は唐突に始まり説明もないのでこれがそうだと気づかないプレイヤーもいるのでは。
民衆があちこちで騒いでいるのでフランス革命が起きているのは分かるが他にそう思う箇所はない。
・アサシン、アルノの物語
本作はフランス革命というよりも一人のアサシン、アルノ・ドリアンのストーリーになっている。アルノの復讐と最愛の女性エリスとの話を描いているが、ところどころフランス革命の描写が入るせいでよく分からない部分がある。
アルノの話とフランス革命がお互いを邪魔してゲーム全体のストーリーが分かりづらくなっている。
アルノとエリスの二人だけに焦点を当てるならそれなりには面白い。
・残虐描写
元からCERO Zの本シリーズだが足の切断やギロチン処刑など過去作よりも残虐描写が目立つ。時代背景的にはしょうがないが。
戦闘(アクション)
9点
評価
・フリーラン
上下方向の移動が任意に行えるようになった。
作り込まれた街並みを自在に走り回るのは楽しい。フリーランの楽しさは過去最高。
・自由度の高い暗殺ミッション
暗殺には様々なルートが存在し自由度が非常に高い。
ゲーム側からヒント的なものはあるが従わなくてもクリアは可能。使えば潜入や逃亡が有利になるのでお助け要素的な面もある。
・鷹の目
使用するのにクールタイムが必要となりマーキングも廃止された一方で範囲内なら建物など関係なく映すことができる。
良くなったところと悪くなったところが混在している。
・戦闘の高難易度化
カウンターやキルストリークが廃止され直接的な戦闘難易度は大きく上昇。4、5人に囲まれるとかなりきつくなる。
よりアサシンゲーとして特化したとも言えるがステルスが苦手な人にはきびしい。
・口笛廃止
過去作で敵を惹きつけるのに使用した口笛がなくなった。よりアサシンゲーになったのにこれはどうかと。
代わりにかんしゃく玉が追加されたが口笛に比べると非常に使いづらい。
・スキル
本作はミッションクリア時に獲得したポイントを使ってスキルを獲得する。
このシステム自体は構わないがダブルアサシンやベンチに座って紛れるステルスなど当たり前に使えたものまでポイントが必要になったのは不便。
グラフィック
10点
作り込まれたパリの街並みはすごい。ヴェルサイユ宮殿など有名な建造物が内部まで探索できる。
BGM
7点
特筆すべき点はなし。
キャラ
6点
アルノとエリスの物語としては悪くないけどアサシンクリードしてはいまいちかなあ。
アルノはアサシンとしては物足りない。
超有名な人物がストーリーにあまり関わってこなかったのもマイナス。
快適さ
6点
・ファストトラベル
広大なマップに対してファストトラベル地点が少ない。その地点が警戒地域なところも多く不便。
評価まとめ
41点
シナリオはイマイチだけどフリーランは過去最高。S~GでB評価。
クリア時間は16時間。
真っ直ぐメインシナリオを追いかけたので協力ミッションとかはやってないです。
アクションがよくできていてゲームとしては面白かったです。ただシナリオはよく分からない。フランス革命が舞台なんだからもっと面白くできたと思うんだけどな。
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