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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜 DX」クリア後感想・評価

こんにちは!

ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜 DX PS4版のクリア後感想・評価です。

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・不思議シリーズ1作目

・簡単ながら奥深い錬金システム

・劣化した部分が見られるUI

 

↓ 前作

概要

ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜は2015年に発売したRPG。ガストアトリエシリーズの一つで不思議シリーズ1作目。

2020年に追加エピソードを収録したソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜 DXが発売。

 

キャッチコピーは「錬金術の記憶を再生する物語が今、はじまる」(パッケージ裏より)

 

あらすじ

まばらに茂る木々のざわめき、朝日とともに鳥たちは歌い、光が街路の草花を照らす。

そんな温かな雰囲気を持つ街のはずれ、木漏れ日が陰陽の絨毯を敷く1本の小道の先にひとりの少女が住んでいました。

明るいけど、どこか抜けている、どこにでもいる普通の女の子。

でも、たったひとつだけ、街の人たちが持たない特別な力がありました。

いくつかの材料を合わせて、まったく異なるものを作り出す不思議な力『錬金術』――

けれど、肝心の調合は失敗続き。

錬金術について記した本も、習うべき師もいない少女の限界でした。

そんなある日、少女は自らの意思で動き、言葉を発する不思議な本と出会います。

錬金術の“知”そのものだと語る本と小さな錬金術士の出会いは、静かに、でも確実な、新たなる一歩となるのでした

(公式サイトより)

シナリオ

7点

・不思議シリーズ1作目

新シリーズ1作目。前作までの黄昏シリーズはどちらかと言えば暗い雰囲気だったがゲーム全体が明るくなりアーランドシリーズに雰囲気が近くなった。

黄昏シリーズは続編に伏線回収を投げていたが本作はシナリオ本編は綺麗に完結する。後日譚で新たな目的や続編への繋がりが出てくるが、元はDLCで追加されたものということもあって投げっぱなし感はない。

・マルチエンディング、周回プレイ廃止

アトリエシリーズで恒例だったマルチエンディングと周回プレイが廃止された。

代わりにクリア後の強敵、後日譚(元はDLC)が存在する。

1周で全ての要素が楽しめるがシリーズお馴染みの周回してのやり込みが廃止されたので好みがわかれるところ。私としては1周で全要素回収できるのは嬉しい。

・イベント発生

敵を倒す、調合をするなどしていくとメインストーリーが進行する。

序盤は条件が緩いためまだストーリーを進めたくない時でもイベントが進行してしまう。

デメリットはないがプレイしていてよく分からなくなる。

 

前作まではイベントが発生するキャラのみマップに表示されたが今作では全員表示される。

いつもと違う場所にいるキャラは見ただけでイベントだと分かるが、同じ場所にいる場合は話しかけないとイベントが起こるかどうかわからない。

同キャラのイベントが連続する場合は一度起こした後に時間を進めて翌日にしなければならない。

イベントに対する手間・作業感が増えた。

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・プレゼント

各キャラにプレゼントを送れるが、お返しに貰えるものがしょぼい。友好度は本作でも存在するがわざわざプレゼントで稼ぐ必要性はない。

トロフィーが手に入る以外のメリットはほぼない。

調合について

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・パズル錬金

素材ごとに様々な特性を持つアーランド形式に戻った。

素材ごとにサイズがありそれをパズルのように釜に当てはめていく。光っているところに素材を置くと属性ボーナスが入る。全ての素材を置いたときに最も多い属性に属性ボーナスが入る。

同じ素材でもサイズが異なる。どの順番でどの個所に置くかで結果が変わる。システムは簡単だがその結果パターンは無数にある。

また本作では釜も錬金で調合ができ、釜によって特性も異なる。

目的のものを作るために釜から考える必要がある奥深い錬金システム。

戦闘

6点

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システム

・基本システム

ソフィーが固定の4人パーティ。

前作までの順番が回ってから行動を選ぶシステムからターン最初に全員の行動を選択する完全ターン制に変わった。

攻撃スタンスと防御スタンスを切り替えて戦う。選んだスタンスでサポート行動が変化する。

評価

・アイテム

ソフィー以外のキャラもアイテムを持てるようになった。ただしキャラごとに決まったアイテムしか持つことができない。

戦闘が楽になった一方で強力なアイテムを持てるキャラが使いやすくなってしまっている。

・隊列

前衛のキャラのほうが攻撃を受けやすい。らしいがいまいち実感できない。

・敵の攻撃

ターン最初の行動選択時に敵の行動は判明している。通常攻撃、スキル、危険な攻撃の3つがあるが実際に受けてみないとスキルと危険な攻撃のどちらが被ダメが多いのか分からない。

グラフィック

8点

発売当初は揉めた本作のグラフィックだがパッチ配信された現在では気になる点はない。私が初見プレイだからかもしれないので参考までに。

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BGM

8点

アトリエらしく良好。戦闘BGMが敵とのレベル差によって変化する。

キャラ

9点

主人公のソフィーは人気キャラだけあってかわいい。個人的にはテス推し。

過去作からロジーとパメラがスターシステムで登場する。黄昏シリーズの主人公の中でロジーだけが登場する謎の優遇は何なのか。

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快適さ

6点

・HP、LP回復

街に帰還するとHP、LPが自動で回復する。錬金にMPも不要なためテンポが良い。

休むコマンドはイベントや店の商品補充のために時間を経過させたいときにしか使わなくなった。

・錬金釜のソート

素材ごとに特性やサイズが異なるのにソートが最低限のものしかなく時間がかかる。

・採取レベル

採取地の採取レベルを上げるのに採取・戦闘を行う必要がある。採取レベルを上げるのに時間がかかる上、レベルを上げると敵も強くなるため事故の可能性が高まる。

評価まとめ

44点

全体的に手堅い完成度だけど個人的には物足りなかったです。S~GでB評価

 

本編クリア時間は26時間43分

クリア後の後日譚はめんどくさくなって動画で観た。

 

序盤の緩い雰囲気も好きだけど何も起きていないのにイベントが進んでいる時間が長くてイマイチでしたね。終盤は良かったよ。

 

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