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デジモンストーリーサイバースルゥース ハッカーズメモリー PSVita版のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・前作の裏側を描いたストーリー
・いらなかった新要素
↓ 前作
概要
デジモンストーリーサイバースルゥース ハッカーズメモリーは2017年にバンダイナムコエンターテインメントよりPS4、PSVitaで発売したRPG。
前作 デジモンストーリーサイバースルゥースの裏側を描いている。
ハッカーズメモリーには前作も収録されているので今買うなら本作一択。
キャッチコピーは「現実(リアル)と電脳(デジタル)の境界に僕らはいた。」(パッケージ裏より)
あらすじ
近未来の日本。
インターネットに視覚的かつ感覚的にアクセスすることの出来る技術によって、「電脳空間EDEN」が人々のあいだで、もう一つの日常世界となっていた。
セキュリティによって守られていた電脳空間。しかし人々の生活に密着するにつれ、そこで起こる犯罪も多くなってきていた。
特殊なウィルスプログラムを利用し電脳世界に甚大な被害をもたらすハッカーたち。
そのウィルスプログラムはAIをもち、あらゆる情報を吸収、環境に応じて多種多様に進化を遂げる能力をもっていた。
人々は、その特殊なウィルスプログラムを「デジタルモンスター」と呼んだ…
(公式サイトより)
シナリオ
7点
評価点
・前作の裏側を描いたストーリー
前作の事件の裏で何が起きていたのかを描いている。
前作登場人物のうち主人公以外はストーリーに絡んできており、前作主人公が見ていないところで登場人物達が何をしていたのかが分かる。前作のサブキャラにも見せ場がありキャラの掘り下げもできている。
サイバースルゥースは本作で完結すると言っていい。
・英雄ではない人々の物語
世界を守るための戦いではなく、主人公と周りの人々の大切な日常を守るための戦い。その中でそれぞれの生き方や悩みを描いている。
前作とどちらが好きかは好みの問題ですね。
問題点
・人としての弱さのあるキャラクター達
それぞれ悩みや弱さがある。それゆえの暴走をしてしまうこともあり、その行動には引っかかる部分がある。英雄ではない普通の人間だからこその人間臭さとも言える。
これも好みの問題かもしれませんが、私はあんまり好きじゃなかったです。
戦闘
5点
新システム
・デジマーケット
お金を払ってデジモンを購入できる。
・ドミネーションバトル
複数のハッカー同士で戦うチーム戦。マス目上のフィールドで敵と戦いながら陣地を奪い合う。
陣地ごとにポイントが決まっており、規定のポイントを取れば勝利。
・テリトリー争奪戦
電脳世界でエンブレムを奪い合う。敵のエンブレムがある状態では戦闘開始時に悪い効果がかかる。逆に全てのエンブレムを奪えば相手に効果がかかる。
敵のリーダーを倒したら勝利。
問題点
・前作同様貫通頼りの戦闘
必殺技は相変わらず貫通が強い。貫通以外の必殺技を持つデジモンは基本的に使わなくていい。
・デジマーケット
購入できるデジモンは珍しいものではなく才能もゼロ。使う必要は全くない。
・ドミネーションバトル、テリトリー争奪戦
どちらもめんどくさいだけで面白みはない。非常に練り込み不足。
なぜこんなものを導入したのか。
グラフィック
9点
数多くのデジモンが登場。それぞれの必殺技を見る楽しみがある。
BGM
8点
今作もサイバー感のあるBGMは良好。
前作は高田雅史さんが作曲されていましたが、今作追加分も高田さんが担当されたのかは不明。
キャラ
7点
シナリオでも述べたように前作キャラの掘り下げができているのはよい。
今作キャラは弱さを見せた部分についてどう思うか。私はあんまり…。
快適さ
6点
前作から改善された点は無し。相変わらずカメラワークは固定だし。
評価まとめ
42点
前作の裏側を描いたシナリオは良かったですが、一部のキャラの行動や練り込み不足の新要素が気になる。S~GでC評価。
クリア時間は42時間47分。
前作の経験を生かして育成は効率よくできました。その分プレイ時間は短くなった。
それでも40時間以上のボリューム。前作ファンはプレイしてみては?
ただ新要素は残念。そのせいでプレイ時間が伸びてるところもある。
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