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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「ゼノブレイド3」クリア後感想・評価

こんにちは!

ゼノブレイド3のクリア後感想・評価です。

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・シリーズ集大成

・良好なシナリオ

・前作からパワーアップしたが故に解決されなかった不満点

 

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概要

ゼノブレイド3は2022年にSwitchで発売したRPG。開発はモノリスソフト

ゼノブレイドシリーズの集大成的な作品とされている。

 

キャッチコピーは

生きるために戦い、戦うために生きる。過去と未来をつなぐ、命の物語。(パッケージ裏より)

あらすじ

相争う2つの巨大な軍事国家「ケヴェス」と「アグヌス」。

国民は生まれた時から戦うことを宿命づけられている。

彼らの寿命は10年。

戦場を生き抜き、その寿命を全うし、女王の御前で「成人の儀」を受けることが最大の名誉。

だが、多くの者は戦場で命を落とし、その魂は粒子となって空の彼方へと旅立つ。

おくりびと」の奏でる調べにのって。

 

ケヴェス軍の兵士ノアは仲間と共に、強力なエネルギーを放つ謎の物体を破壊する任に就く。

目標直前まで迫るも、同じく破壊を目論むアグヌス兵のミオたちと対峙してしまう。

両者が剣を交える最中、突如謎の巨人が姿を現し、ノアやミオたち6人を蹂躙していく。

その時、謎の物体の持ち主と思しき男が物体の封を解き、エネルギーを解き放つ。

そのエネルギーを受けたノアとミオは融合し、巨人の姿に。

手に入れた力を駆使し、なんとか謎の巨人を撃退することに成功する。

 

何故戦い合う?お前らはもう敵同士じゃない。本当の敵は他にいる。

生き延びたいと願うのなら目指せ、大剣の突き立つ大地「シティー」を!

お前らの本当の敵を倒すために。

男のその言葉を信じて、敵対する2国の兵士たちは共に手を取る。

本当の敵、そして自らの生きる世界の真相を確かめるべく、「大剣の突き立つ大地」を目指して旅立つのであった。

(公式サイトより)

シナリオ

10点

・戦うことが宿命付けられた世界の物語

10年の寿命を生きるために戦い続ける世界。戦って敵を倒さなければ寿命が来る前に死んでしまうという厳しい世界の中でウロボロスの力を手に入れた主人公たちがなぜ戦わなければいけないのか、世界や手に入れた能力の真相を見つけ出す物語。

登場人物はずっとこの世界で生きているため、私たちが当たり前に使っている単語が通じなかったり常識が異なっていたする。この世界が違う世界だというのをプレイヤーに強く認識させる。

序盤から謎や疑問が多く登場し、数十時間かけて答えが出る。シナリオが良くできておりやりごたえがあるストーリー。

過去作を遊んでいなくても問題なく楽しめるが、プレイ済みのほうがより面白いし考察が捗る。

・ヒーロー

メインとなる6人以外に7人目のキャラがパーティに入る。ヒーローイベントをクリアすると仲間になるがほとんどのヒーローは任意イベント。

ヒーローイベントはメインキャラにも関わっておりストーリーや世界観の理解につながる。

パーティに編成しているヒーローによってイベント会話が変化することもある。

・広大なフィールド

広大なフィールドと豊富なサブイベントも健在。探索好きにはたまらないが広すぎて好みが分かれるところ。

今作では船が登場するがそこからのマップの広がりを見た瞬間私はマップ踏破するのを諦めました。

・多すぎるイベントシーン

ゲーム全体でイベントシーンが細かく何度も入る。

マップにイベントマーカーが表示されており、たどり着いたと思ったら数分の会話で終わり。それを繰り返していると急に長いイベントが入る。

テンポが悪く遊びづらい。

戦闘

9点

システム

・ロール

パーティはメインの6人とヒーローの計7人。キャラごとにアタッカー・ディフェンダー・ヒーラーのロールを設定して戦う。ヒーローはロール固定だがメインキャラは自由にロールを変更できる。

各ロールは更に得意とする立ち回りが異なるクラスがある。

・ウロボロス

2人が合体することで能力が上がり強力なスキルが使用できる。

評価点

・前作よりわかりやすく面白くなったシステム

今作も戦闘は戦略性が高く面白い。ただ前作はかなり複雑でシステムが分かりづらかったがそれよりはわかりやすくなった印象。

前作を遊んでいるからそう感じるだけで初見だと複雑なのかもしれないが。

・オートモード

一部の強敵以外はオートモードで戦える。AIが優秀なので歪な編成にしてなければ敵が多すぎない限り同レベル帯では問題なく勝てる。

問題点

・戦闘が長い

雑魚戦でも戦闘が非常に長い。過去作も長かったが今作は特に長い気がする。前作でも気になった点が悪化しているのはどうかと。

戦闘に満点を付けなかった理由。

グラフィック

9点

アニメ調のキャラグラフィックの前作から1よりのグラフィックになった。1よりはアニメ調だけど2ほどではないぐらい。

BGM

10点

相変わらず良曲揃い。強敵との戦闘ではテンションが上がります。

キャラ

10点

メインキャラだけでなくヒーロー達にも魅力がある。

私はユーニが一番好きです

快適さ

6点

・移動

前作からフィールドは更に広くなったが相変わらずマップの広さに対して移動が遅い。

狭い道はかなり減ったので敵の攻撃からの理不尽な落下死はほぼなくなった。

・ファストトラベル

ユニークモンスターを倒すと出現位置がファストトラベル地点に登録されるようになった。

ファストトラベル地点が増えたのは便利だが、ユニークモンスターは初めて出会ったときはレベルが高く後から戦いたいことが多いので本当に使いたいタイミングとは嚙み合っていない。倒す前からファストトラベル登録するのも意味が分からないのでどうしようもないが。

・UI

ワンボタンで表示してほしい情報も何度か画面を経由する必要がある。

UIが洗練されていないというよりも要素が多すぎてこうなってしまった印象。

評価まとめ

54点

前作から解決していない不満要素もありますがシリーズで一番面白かったです。S~GでS評価

 

クリア時間は72時間52分

 

全ての面で前作からパワーアップしている名作でした。そのパワーアップによってマップが広くなり要素も多くなって前作の不満点が解決されていないところもある。個人的にはクリアまでの時間も含めてもう少しコンパクトでいいんだけど。

 

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