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ゼノブレイド2のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・アニメ調になったシナリオ、グラフィック
・前作より進化したが複雑になった戦闘
・ストレス要素の多い移動とUI
↓ 1DE(前作)
概要
ゼノブレイド2は2017年にSwitchで発売したRPG。開発はモノリスソフト。
2018年には本作のエキスパンションパスの一部として前日譚であるゼノブレイド2 黄金の国イーラが発売。
キャッチコピーは「行こう、楽園へ!」(パッケージ裏より)
あらすじ
見渡す限りの白―
天空にそびえ立つ「世界樹」を中心に広がる雲の海。
それが、オレ達の暮らす世界「アルスト」だ。
この世界ができる遥かな昔、人は世界樹の上に住む創世の「神」と共に暮らしていたという。
天空に築かれた豊穣の大地。昼を夜に、雨を晴れにすることもできる理想郷。
人はそこを「楽園」と呼んでいた。
だけどある日、人は楽園を追われた。
理由はわからない。神の怒りに触れたからなのか、それとも別の何かなのか―
楽園を追われた人はアルストに移り住んだけれど、長く生きることはできなかった。
人が滅亡に瀕した時、憐れに思った神は自らの僕―「巨神獣(アルス)」をアルストに遣わし、人を救った。
僅かに生き残った人は巨神獣へと移り住み、幾万もの昼と夜を共に過ごした。
その巨神獣が今、死に絶えようとしている。
そして「楽園」を目指す旅が始まる―。
主人公のレックスは、雲海から資材や古代文明の遺物を引き揚げるサルべージャーを生業とする少年。
故郷を離れ、小型の巨神獣「じっちゃん」の背中の上で暮らしている。
サルべージャーとしての腕を買われ、沈没船からの物質回収を依頼されたレックスは、船内で「天の聖杯」と呼ばれるブレイド ホムラを発見する。
しかし、その直後に、秘密結社イーラの首魁シンによって命を奪われてしまう。
「私の命を半分あげます。私を、楽園に連れていって―」
ホムラに命を救われたレックスは、彼女と運命を共有するドライバーとして、ホムラの願いを叶えるため、「天の聖杯」をめぐるさまざまな謀略や、国家間の対立などと対峙しながら、世界の中心、世界樹の上にあるという伝説の地、楽園を目指す。
(公式サイトより)
シナリオ
10点
・王道のボーイミーツガール
主人公の少年が女の子と出会うことで冒険が始まり、世界が広がっていくという王道のボーイミーツガールもの。
その中でもSFの世界観や広大なマップがありゼノシリーズのらしさは随所にみられる。
・コメディ要素
他のゼノシリーズよりもギャグシーンや萌え要素が増え、深夜アニメのようなノリが見られる場面が多い。個人的には楽しめたが前作とは印象が異なり好みがわかれるところ。
・ボス戦
シナリオの都合上、同じボスと戦うことが多い。
問題なく倒してもその後のムービーでは苦戦しているなど強引な部分が目立つ。
戦闘
10点
システム
・ドライバーとブレイド
前作同様3人パーティ。ドライバーのキャラをパーティに選ぶ。各ドライバーは3体までブレイドをセットでき、切り替えながら戦う。
ブレイドごとに攻撃、防御、回復のタイプと火、水などの属性がある。
・ブレイドコンボ
ブレイドの必殺技を使った後に別の必殺技を重ねることで大ダメージを与える。最大までいくと敵に属性玉を付与する。
・チェインアタック
パーティのブレイドが次々に必殺技を繰り出す。付与してあった属性玉を破壊するとチェインを継続できる。
評価点
・前作よりも進化したシステム
前作をベースにシステムは進化。位置取りやヘイト管理、必殺技を使うタイミングなど考えることが非常に多い。前作から戦略性は更に増した。
序盤はゴリ押しで何とかなるがラスボスになるとシステムを理解していないと突破は困難。徐々にシステムを理解することでクリアできるゲームバランスになっている。
問題点
・難解なシステム
非常に複雑な戦闘システム。序盤がゴリ押しでクリアできる分システムを理解しようとせず進めると苦戦することになる。
・ブレイドのランダム要素
ストーリーで確定で手に入るブレイド以外はクリスタルの同調で手に入るがそれがランダム要素となっている。狙ったタイプ、属性のブレイドを手に入れられず運次第では序盤から苦戦する可能性がある。
・作業感のある育成
ブレイドの育成方法が戦闘をするなどして信頼度を上げる。その後にフィールドでアイテムを何個手に入れる、どの雑魚敵を何体倒すなど作業感が強い。
雑魚戦の経験値効率が悪いのでブレイド育成のためだけに雑魚敵を探し回ることになる。
グラフィック
9点
前作から大きく変わりアニメ調のキャラグラフィックになった。モデリングも良好。
フィールドは前作同様に作り込まれている。
BGM
9点
今作も良曲揃い。ゼノはBGMめちゃくちゃ良い。ただ個人的には前作のほうが好きですね。
キャラ
10点
ホムラとヒカリのダブルヒロインといったような内容ですがどちらも良い。あなたはどちら派。
他の仲間キャラも好きです。一方で敵キャラはあんまりでした。
快適さ
4点
評価点
・ロード
非常に速い
問題点
・セーブデータ
セーブスロットは1つのみ。今世代のゲームとしてはどうかと。
・マップ関連
ミニマップを拡大しても表示される範囲が狭く役に立たない。
また、今作は狭い道に敵が配置されていることが多い。攻撃されて崖から落ちて死ぬこともざら。
・移動
フィールドの広さに対して遅い。
敵にやたらと絡まれるのでマップで書いたように事故が起きる。
・フィールドスキル
ブレイドごとに固有のフィールドスキルがあるが装着しているブレイドのフィールドスキルしか発動できず毎回付け替えなければならない。
・アイテム関連
ソートが使いづらく不便。
評価まとめ
52点
シナリオ、戦闘どちらも前作以上。ストレス要素が多いのが残念ですが名作だと思います。S~GでS評価。
クリア時間は52時間14分。
移動にストレスが多くて移動を手軽にすることを求められるこの時代にこれはセンスが無いと正直思いましたがそれでも名作だと思います。前作もそうだけどUI面はどうにかしてほしい。
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