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百英雄伝Rising PS4版のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・百英雄伝前日譚
・2Dアクション
・本編前にプレイを推奨
概要
百英雄伝(以下本編)はRabbit & Bear Studiosが開発する2023年発売予定のRPG。幻想水滸伝シリーズのスタッフが集まって制作されておりキックスターターにて資金が集められた。
百英雄伝Rising(以下本作)は本編の前日譚として2022年5月にDL専売で発売されたスピンオフ作品。
あらすじ
遺跡に眠る宝に引き付けられるかのように冒険者たちは、大地震に襲われた街に集まってきていた。
先祖代々、スカベンジャー(遺跡漁り)を生業としてきた少女CJもその一人。
彼女は他の冒険者よりも先に遺跡の謎を解き明かし、宝を見つけられるのか。
シナリオ
9点
・笑いあり涙ありの冒険譚
メインとなる3人を中心にストーリーは進んで行く。目的は宝を見つけることと街を発展させること。
登場人物の掛け合いは軽快で面白い一方でシリアスな部分もあり笑いあり涙ありの内容になっている。会話・ストーリーのテンポも良く飽きない。
・本作のみで完結している
本編の前日譚だがストーリーは本作のみで完結している。本編がどんなゲームか一切把握していなくても問題なく楽しめる。
かといって何もないわけではなくこの話は本編でやるんだろうなという内容もある。
また、本編ではもっと出番が増えそうなキャラもおり、このキャラも仲間になるのかもと想像できる。
・街おこし
街のキャラのお願い(クエスト)を聴いてそれを達成していくことで街が発展していく。武器・防具屋などの各種店舗もクエストをこなしていくことで品ぞろえが増えていく。
サブクエストの数は大量にあり、NPCと関わりながら街を発展させていく楽しみがある。
おつかい要素強めなので苦痛に感じるプレイヤーもいるかも。
戦闘
8点
システム
・横スクロール形式の2Dアクション
3人のキャラクターを交代しながら戦う横スクアクション。各ボタンに各キャラが設定されておりボタンを押すとキャラが切り替わり攻撃する。
キャラごとに2段ジャンプ、パリィなど固有アクションがある。
・リンクアクション
攻撃ヒット中にキャラを切り替えることでコンボが発生する。
コンボを続けられる回数はストーリー進行で増えていく。
評価
・爽快なアクション
3人のキャラクターを交代しながらコンボを積み重ねる爽快なアクションが楽しめる。
ただし、パーティが揃っていない序盤は退屈。パーティが揃い、リンクアクションの回数が増える後半はかなり楽しい。
・固有アクション
キャラごとに固有アクションがあるがダンジョンの探索をするにはCJの2段ジャンプがダントツで便利(移動速度も一番速い)。戦闘ごとにCJに戻す手間が発生する。
すぐに切り替わるので不満というほどのことはないが、2段ジャンプは全員できるようにして固有アクションは別のものにしてくれたほうが良かった。
・誰でもクリアできるゲーム設計
アクションは複雑な操作はなく易しめ。回復アイテムはすべて全体回復で倒れたキャラクターも回復できる。操作がより簡単にできるシンプルモード搭載など誰でもクリアできるようになっている。
グラフィック
8点
雰囲気とか個人的にはかなり好きだけど綺麗かというと普通かな。2Dってのもあるけど。
BGM
9点
良曲が多いと思います。街中や雪山、遺跡のBGMなんかが好きです。
キャラ
9点
良キャラぞろい。仲間たちが絆を深めていく過程も良くできてます。
クエストが多く、NPCと関わることが多いですがクエスト以外では会話できない。話しかけられると良かったですね。街が発展するごとに会話が変わるとか。
快適さ
8点
・ファストトラベル
街中はどこでも移動できる。ダンジョン内ではチェックポイント間は自由に移動できる。街からダンジョン入り口にも移動できる。
しかし、中盤以降よく行くダンジョンは2回移動を挟まないと入口に行けない。
便利なんだけど痒いところには手がちょっと届かない感じ。他にもゲーム全体として基本的には便利だけどちょくちょく惜しい。
評価まとめ
51点
本編への期待が上がる素晴らしいゲームでした。S~GでS評価。もう少し点を高くしても良かったですが前日譚なので本編への期待を込めてこの点数。
クリア時間は13時間30分。
クリア前のクエストは全部こなしました。クリアだけを目指すなら10時間ぐらいで終わるかと。
ゲーム内容をめちゃくちゃ雑に言うと農業が無くなってアクションが簡単になったサクナヒメ。そこまで期待してなかったのもあって面白かったです。本編もやります。
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