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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜 DX」クリア後感想・評価

こんにちは!

PS4版エスカ&ロジーのアトリエDXのクリア後感想・評価です。

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・W主人公制

・進化した戦闘と調合

・ストーリーは薄め

 

↓ 前作

 

概要

エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜は2013年にPS3で発売したRPG。ガストアトリエシリーズの一つで黄昏シリーズ2作目。

2015年に追加要素を加えたエスカ&ロジーのアトリエPlus 〜黄昏の空の錬金術士〜がPSVitaで発売。

本作はエスカ&ロジーのアトリエPlusをベースにDLCを収録してPS4、Switchで発売したもの。

 

キャッチコピーは「青年と少女の想いは遥か遠く黄昏の空へ―」(パッケージ裏より)

あらすじ

ここは、何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。

その世界に存在する、「黄昏の大地」の遥か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。

そこでは、いつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、人々は失われた錬金術の技術の発見と再生に力を注いでいた。

再生された前時代の技術は、「中央」と呼ばれる錬金術の研究都市に結集され、進行する黄昏を阻止するための利用方法が研究されている。

 

主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、この辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

 

少女の名はエスカ

人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー

中央で最新の錬金術を学んでいた彼は、その力を役立てるために人手不足の地方の街への転属を願い、配属先の開発班でエスカと出会うことになる。

二人は協力して錬金術の力を駆使して開発班をもり立てていこうと約束する。

(公式サイトより)

シナリオ

6点

評価点

・W主人公制

本作ではエスカとロジーのW主人公制を採用。ゲーム開始時に主人公を選ぶことになる。選んだ主人公によって視点や発生するイベントが変わり片方でしか見れないエンディングもある。トゥルーエンドを見るためには両方のキャラでエンディングまで辿り着く必要がある。

アトリエシリーズはトロコンには周回前提のようなつくりになっていることが多いがW主人公制によって2周目も楽しめる。

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・奥深くなった調合

新たに導入された属性ボーナスを消費して調合スキルを使用する。調合スキルの数も増えた。同じ材料でも調合の仕方でできるモノの効力(前作の品質)や潜力(前作の潜在能力)、個数が変わる。

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問題点

・ストーリーが薄い

本作の大きな目的として「未踏遺跡への到達」があるが関連のイベントは少なく大きな展開は終盤までない。

また、前作で残した黄昏世界に関する設定・伏線の新情報も少なく続編に投げられる。

・課題制

本作では課題制が復活。4ヶ月ごとに課題が変わるが、内容が簡単で4ヶ月も必要ない。課題制のためストーリー進行の自由度が低く、各期間にできることもあまりないため暇な時間が多い。

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戦闘

8点

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新システム

・隊列

前衛3人、後衛3人のパーティ6人制。基本は前衛のキャラが戦うがサポートは後衛キャラも参加できる。戦闘中に前衛と後衛を入れ替えることも可能。ただし両者が同じ位置にいるときのみ。

後衛は少しずつHP・MPが回復する。

また、この関係でロロナのアトリエ以来サポートゲージを全キャラで共有するシステムが復活した。

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・Wドロー

主人公のサポート攻撃をアイテムに変更して、2回目のアイテムの威力を増加させる。

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・アイテム

前作までは使用すると消費されたが、本作ではアトリエに帰ってくると自動で補充されるようになった。

また、前作まではカゴに採取アイテムと合わせて持ち運びしたが、本作ではカゴとは別に探索装備にアイテムを装備して持ち運ぶようになった。アイテムによって必要な装備コストは異なり強力なアイテムほどコストが大きい。

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評価点・問題点

・パーティ6人制

前衛・後衛が入れ替わり戦い、サポートには多くのキャラが参加することで戦闘がダイナミックになった。

・パーティ交代がいつでもできる

前作まではパーティを入れ替えるために毎回各キャラのところまで行く必要があったが、本作では前衛・後衛・控えをいつでも入れ替えることができるようになった。

・アイテムが強い

火力不足が目立った前作と違ってアイテムが非常に強く難易度が低い。

ぬるいと感じる部分もあるが私は火力の低い前作よりも好きです。

グラフィック

7点

前作より良くなったが劇的な変化はなし。

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BGM

8点

相変わらずのガストクオリティ。寂しげな曲が目立った前作よりもバリエーションが増えた印象。

今作はボーカル曲が多い。

キャラ

7点

前作キャラが少ない。中でもアーシャが会話でしか出てこないのは残念。

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快適さ

7点

・アイテムソート

個人的にはコンテナ内のアイテムソートが前作よりも使いづらい。

原因はよく分からん。

・その他

ゲームシステム面では改善されたがUI面は特に変わらず。

評価まとめ

43点

戦闘、調合などゲームシステムは前作よりも進化。一方でストーリーの薄さが気になる。暇な時間の多さもあり個人的にはアーシャのほうが楽しかった。S~GでB評価

 

一周クリア時間は36時間58分

調合にかなり時間をつかったので過去作よりも長くなりました。

 

面白いけど期待ほどではなかったです。次はシャリー。ちゃんとストーリーに決着を付けてくれるんだよな?

 

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