ヌルゲーマーじゃダメですか?

ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「Ghost of Tsushima」クリア後感想・評価

こんにちは!

ゴーストオブツシマのクリア後感想・評価です。

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・元寇を舞台にした時代劇

・誉れか冥人か

・全てが親切なゲームデザイン

 概要

Ghost of Tsushimaは2020年にPS4で発売したアクションアドベンチャー。開発はサッカーパンチプロダクションズ

本作は元寇(文永の役)、モンゴル帝国による日本侵攻を舞台としている。

 

キャッチコピーは「闇に堕ち、敵を討て。」(パッケージ裏より)

あらすじ

文永(十三世紀後半)、モンゴル帝国(大元)は東方世界の征服をもくろみ、立ちふさがるすべての国を蹂躙していた。

東の果て、日本に侵攻すべく編成された元軍の大船団を率いるのは、冷酷にして狡猾な智将、コトゥン・ハーン

ハーンは、侵攻の足掛かりとして対馬に上陸する。

これを防ぐべく集結した対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅。

島はたちまち侵略の炎に包まれる。

だが、かろうじて生き延びた一人の武士がいた。

境井 仁(さかい じん)。

仁は、境井家の最後の生き残りとして、たとえ侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意する。

冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、あらゆる手段を使って故郷を敵の手から取り戻すのだ。

(公式サイトより)

シナリオ

9点

・元寇をテーマにしたオリジナルストーリー

元寇をテーマにし、蒙古軍によって対馬が蹂躙される様が描かれている。内容はオリジナル要素が強く、史実知識がなくても楽しめる。雰囲気は時代劇に近い。

史実通りの元寇を期待している方は注意。

・冥人に堕ちていく主人公

武士として誉れを重視していた仁が、民を守るために誉れを捨て、如何なる手を使ってでも蒙古を倒す冥人に変わっていく。

主人公の心境の変化、周りとの衝突、それでも自分の決めた信念の元戦い続ける主人公と人間模様も見どころ。

f:id:gonta18:20200726132844j:plain

f:id:gonta18:20200726132655j:plain

・没入感の高い演出

ムービーからそのまま戦闘シーンへの移行。一騎討ちでのスロー演出。更に黒澤モードというモノクロ画面になるモードなど没入感を高める演出が非常に多い。

また、体力ゲージが一定時間経つと表示されなくなるなど画面の情報をできるだけ排除している。

f:id:gonta18:20200726132322j:plain

最初は操作できることに気づかなかった

f:id:gonta18:20200726132252j:plain

・チュートリアル

チュートリアル突入の演出が良い。

刀を手に取る際、冷静にならなければならないという教えを思い出しながら少年時代の教えを受けているシーンに入る。

仁が教えを守り冷静になろうとしているのが伺える。

f:id:gonta18:20200726132942j:plain

・冥人ありきのシナリオ

正々堂々戦っても侍の戦いではないと言われる。

誉れと冥人の分岐がほしかった。

f:id:gonta18:20200727152031j:plain

戦闘

10点

f:id:gonta18:20200726153630j:plain

f:id:gonta18:20200726153758j:plain

f:id:gonta18:20200726154321j:plain

評価点

・多様な遊び方ができるシステム

冥人として闇討、暗器をつかった卑怯な戦法から正々堂々正面から乗り込み戦うなど様々な戦闘ができる。

闇討でこっそり倒していくのも正々堂々一騎討ちで切り伏せていくのも楽しい。

システムはホライゾンとSEKIROを合わせたようなモノに近い。ホライゾンの探索、ステルス、弓とSEKIROの忍具(暗器)と体幹(よろめき)、弾き(受け流し)を兼ね備えている。

・爽快感のある戦闘

敵の体力が意図的に少なくしてありバッサバッサと斬り倒せる。

ボスでも異常に固いということは全くない(雑魚よりははるかに固い)。

・メニュー画面

戦闘中であろうとメニュー画面を開き、スキルの割り振りや装備の変更ができる。

回復も気力ゲージが溜まっているならどんな時でもノータイムでできる。

問題点

・カメラワーク

本作最大の問題点。戦闘中に仁が見えなくなることはざら。

ひどいのは一騎討ちで画面が敵の体で見えなくなること。一騎討ちは敵の攻撃に合わせてボタンを放すタイミングゲーなので見えなくなったらどうしようもない。

・装備

鎧には探索範囲が広がる、敵に見つかりにくくなる、防御力が上がるなど様々な効果があるが、各鎧固有なのでいちいち変える必要がある。

いつでも変更できるので変え忘れたまま戦闘に入ってもなんとかなる。

・お辞儀

タッチ画面を押すと耳澄ましで敵の位置がわかるが上手く押せないとタッチ画面スライドのお辞儀をしてしまう。しゃがんで隠れているのにお辞儀で立ち上がって敵の探索に引っかかる。

私はこの誤爆をしょっちゅうやりました。

グラフィック

10点

圧倒的美麗なグラフィックで対馬を探索できる。全面的に和のテイストが押し出されておりスタッフからのリスペクトを感じる。

画面モードにも様々な種類がある。プレイ環境に合わせてより綺麗なモードでプレイできる。

f:id:gonta18:20200726155818j:plain

f:id:gonta18:20200726155838j:plain

f:id:gonta18:20200726155859j:plain

BGM

9点

BGMも和のテイストを重視。雰囲気とマッチしている。

収集要素をこなしていくと尺八で演奏できる曲が増える。

キャラ

9点

主人公の境井仁がかっこよくて大好きです。他には典雄が好き。

ただリアルな日本人を描いているためか美男美女というわけではない。普段からJRPGをやっている身としてはもっとかわいい女の子に出てきてほしかった。

f:id:gonta18:20200726161445j:plain

f:id:gonta18:20200726161426j:plain

f:id:gonta18:20200726161459j:plain

快適さ

10点

・ロード

とにかく速い。ゲーム開始時も速いし、ゲーム中のロードはあっという間。よそのゲームは何だったのかと疑問に思うレベル。

・ファストトラベル

マップ中には様々なポイントがあるが全てがファストトラベル地点として使える。そして前述したように爆速ロード。

馬に乗ってファストトラベルしたら移動後も馬に乗ってるのも素晴らしい。

・UI

洗練されておりプレイしやすい。すべてがプレイヤーにストレスを与えない丁寧な作りになっている。

・難易度

システムについてホライゾン、SEKIROを挙げたが二作よりも簡単。SEKIROのような死にゲーではなくEASYモードがある上に主人公がめちゃくちゃ強いので誰にでも勧められる。

 

どんな場面でもとにかくユーザーがプレイしやすいことを意識して作られている。

評価まとめ

57点

すべてが面白い。間違いなくPS4で一番ハマった作品です。S~GでS評価

 

クリア時間53時間

クリアと同時にトロコンしました。マップ探索などもやらなければならないゲームでトロコンまで遊ぶのは珍しいです。それだけハマりました。

トロコンせずにクリアを目指せばもっと短くなります。

 

個人的には今年のGOTY当確。ここまでハマったゲームは久しぶりなのでこれを超えるのは出ないんじゃないかなあ。

 

↓ 応援よろしくお願いします