こんにちは!
I:改に続いてII:改の感想・評価になります。
一言ポイント
・内戦完結編
・ロイドを操作できる外伝
・高速モード
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
↓ 前作の感想・評価
概要
正式名称は「閃の軌跡II:改-The Erebonian Civil War-」。ハードはPS4。2018年4月26日発売。
日本ファルコムの英雄伝説軌跡シリーズの7作目で閃シリーズの2作目である閃の軌跡II(PS3・PSVita)を移植したもの。移植の際に高速スキップモードが導入されるなどプレイしやすくなっている。
キャッチコピーは「その一発の銃声が、帝国の運命を変えた。」
「英雄伝説 閃の軌跡II」公式サイト(PS3・PSVita版公式サイト)
英雄伝説 閃の軌跡II:改-The Erebonian Civil War-(PS4版公式サイト)
あらすじ
鉄血宰相、ギリアス・オズボーンの狙撃に発する《貴族連合》による帝都ヘイムダルの占領。
そして出現する巨大飛行戦艦《パンダグリュエル》と、《機甲兵》と呼ばれる機械仕掛けの人型兵器の大部隊によって帝国内の勢力図は完全に変わり、全土を巻き込み内戦が始まった。
圧倒的な物量と新兵器で制圧する貴族連合。
高い練度の兵士と機甲師団で食い下がる帝国正規軍。
巨大帝国エレボニアで始まった内戦は、予想よりも遥かに激甚となり、いつ終わると知れぬ予感に人々は戦慄き、無力さに打ちひしがれるのだった。
そんな中、トールズ士官学院、特科クラス《VII組》に所属するリィン・シュバルツァーは、荒涼とした山岳地帯で目覚める。
傍らには人語を喋る黒猫、そして灰色の巨大な騎士がおり…
《VII組》の級友たち—共に数多の試練を潜り抜けた掛け替えのない仲間たちの姿はどこにも見当たらなかった。
—意識が途切れる前に聞いた、仲間たちの別れの言葉と、自分自身の慟哭と絶叫…
迫り来る蒼い影と、絶望的な戦いの始まった地上の光景が、リィンの脳裏に残酷なほどに鮮やかに浮かび上がる。
「みんなは無事なのか…」
「とにかく学院に戻らないと—!」
黒猫の制止を振りきり、灰色の巨大な影を無視するように覚束ない足取りで山岳地帯を下り始めるリィン。
それが—激動の日々と、全ての終わりのはじまりだった。
(説明書より引用)
シナリオ
9点
評価点
・内戦完結編
前作のラストから始まった帝国の内戦完結編。VII組含むトールズ士官学院の面々が内戦にどう関わり戦うかが描かれている。
・各地に散ってしまった学院生を集める
バラバラになってしまった仲間たちが徐々に集まっていく。
やり込み要素としてVII組メンバー以外の前作に登場した学院生を集めることもできる。会話イベントも豊富で楽しい。
・豊富な操作キャラ
VII組メンバー以外にも前作で使えなかったキャラが多く使うことができる。
・外伝と後日譚
本編後に外伝と後日譚がある。
特に外伝はクロスベル編主人公・ロイドを操作できる。頭身の上がったロイドを操作できるのは初。
問題点
・ワンパターンなラストダンジョンのボス戦
ボスを倒す→ボスが本気を出す→助っ人が来る→助っ人に任せて先に進むの繰り返し。
自力で倒した気がしない。
・クロスベル編で結末がある程度判明している
閃の軌跡1、2と同時期の話である前シリーズ・クロスベル編の碧の軌跡で帝国がどうなったかがエピローグで描かれている。プレイ済みなら結末が多少わかってしまう。
・煮え切らない終わり方
内戦こそ終わったが煮え切らない終わり方をする。明かされない謎も多い(元々そういうシリーズではある)。それでも前作よりは遥かにマシな終わり方をしている。
後日譚で続編に期待させる部分もある。
・スポット参戦キャラが多い
新規操作キャラはスポット参戦で終章ではVII組メンバーしか使えない。あくまでVII組の戦いだからかもしれない。
後日譚では全員使える。
戦闘
8点
今作からのシステム
・オーバーライズ
ゲージを消費してリンクを組んだキャラと3ターン連続で行動できる。確定でクリティカルになる。
・リンクレベルの上限がアップ
上限が上がったことで有用なリンクアビリティが増えた。
・騎神戦の追加要素
前作ではラストだけの騎神戦をする場面が増えた。
選んだパーティキャラの特有のスキルを使えるようになった。
気になる点
・アーツの強化
アーツが前作よりも強化された。特に最初のアーツのみダメージ2倍になるクオーツ「冥皇」を付けると5万以上のダメージを叩き出せる。好みは別れるところ。
追加要素こそありますが大きな変更点は無く前作同様に楽しめると思います。騎神戦が好みに合うかぐらいですね。
グラフィック
8点
前作から大きな変更はなし。頭身が上がったクロスベル編主人公のロイドを操作できるのは評価点。
BGM
7点
相変わらずのファルコムクオリティで良好。OPとEDは前作のほうが好きでした。
サントラはAmazon Prime Music対象。
BGMは良好だが戦闘中のSEが気になる。敵を崩した時や大型魔獣を倒した時のSEなどが非常に大きくうるさい。
キャラ
9点
前作から操作キャラが増えたことで絆イベントも豊富になった。
他の学院生との会話イベントも多い。
快適さ
10点
・ロードが早い
ロードが爆速。一切の不満がない。
・高速モード
移植によって導入。かなり快適にプレイできる。
・DLC全部入り
100種類以上のDLCが全て収録。セピスやUマテリアルもあり序盤から楽にプレイできる。ただし、項目を一つ一つ選ばなければならない。一括でできるようにしてほしかった。
・馬とバイク
街道などで馬とバイクに乗れるようになり移動が早くなった。高速モードのある本作では使わなくても問題はない。
評価まとめ
51点
前作に続いて良作。S~GでA評価。面白かったです。
閃シリーズはまだ続くので真の評価ができるのは4を終えてからになるかと。
クリア時間は40時間59分。隠しクエストを探すのがめんどくさいので攻略を見ながらプレイしました。軌跡シリーズについてはこのプレイスタイルは変わらないと思う。
軌跡シリーズは空から順番にプレイすることおススメしますが特に閃1だけは絶対にプレイしておくべき。ゲーム開始時は意味が分からなくなるので。
同時系列の零碧は閃2より後にプレイしても良い気がします。UIで気になるところはありそうですが。
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