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テイルズオブヴェスペリア PS4版リマスターのクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・ダークヒーローな主人公
・キャラ操作の楽しさはシリーズ随一、戦闘システムは無難
・細部まで作り込まれたグラフィック
・シリーズ屈指のキャラ人気
概要
テイルズオブヴェスペリアはバンダイナムコゲームスのテイルズオブシリーズ本編10作目。2008年にXbox360が、2009年に追加要素を含んだPS3版が発売。
2019年に各種ハードでリマスター版が発売。
キャッチコピーは「それぞれの「正義」が、今 再び 動き出す」(パッケージ裏より)
あらすじ
帝都ザーフィアスの下町で気ままに暮らす青年ユーリ。
ある日、その下町で住民の生活を支える水導魔導器(アクエブラスティア)が暴走を起こす。
ユーリは相棒で犬のラピードと共に、修理を請け負ったという人物を追うが、騎士団に邪魔されて逃げられたばかりか、投獄されてしまう。
脱獄に成功したユーリは、城内をさまよううち騎士に追われる少女エステリーゼに遭遇、彼女が親友フレンの名を口にしたことから、咄嗟に助けてしまう。
フレンに会いたいという彼女をユーリは部屋まで連れていくが―
(公式サイトより)
シナリオ
9点
評価点
・正義を貫き通すRPG
自らの正義のために手を汚すことを厭わないユーリと法による正義を目指すフレンの対比など各キャラに信じる正義がある。
主人公がダークヒーロー的な立ち位置にいるのも珍しい。
問題点
・ないがしろにされていくテーマ
「正義を貫き通す」というテーマがシナリオ後半になるとやや置き去りにされている。
各シーンで見れば面白いがシナリオ全体でみれば違和感を感じる。
戦闘
8点
システム
・フェイタルストライク
敵の耐久値を0にすると発動できる。雑魚敵を一撃で倒せる。
・オーバーリミッツ
ゲージを溜めて発動。攻撃が無制限に連携可能、詠唱無しで術が発動などの効果がある。
・シークレットミッション
各ボス戦で特定の条件をクリアするとレアアイテム入手などのボーナスがある。トロフィー条件でもある。
・スキル
各武器にスキルがついており、使い続けることで習得できる。
FF9と同じ。
評価点
・個性的な動きをするキャラ
個性的・トリッキーな動きをするキャラが多く、色々なキャラを操作する楽しみがある。
システム周りもアビスから完成度は高まったと言える。
問題点
・TP消費が多い
TPの回復と消費のバランスが取れていない。戦闘中に操作していないキャラがやたらとTP回復アイテムを使おうとする。
・攻撃に方向のある魔術
ファイアボールなどは詠唱開始時に攻撃方向が決まる。詠唱終了時、そこに敵がいなくてもそのまま撃つ。
・敵ダウン時の挙動
敵がダウンしてから起き上がるまでに無敵時間がある。今作はダウンを取れる攻撃が多いため煩わしい。
グラフィック
9点
細部まで作り込まれたトゥーン調で非常にレベルが高い。
BGM
7点
主題歌のBONNIE PINKの鐘を鳴らしてはAmazon Prime Music対象。サントラは対象外。
キャラ
10点
ユーリはシリーズでも人気な主人公ですが、私も好きな主人公でした。プレイしたテイルズの中だとリッドかユーリのどちらかが一番かな。
今作で一番好きなキャラはリタだけど。
他にもレイヴン、ジュディスなど好きなキャラが多かったです。
快適さ
7点
評価点
・無料DLC
お金、素材、回復アイテム、レベルなどのDLCが無料で配布される。欲しいものだけ選んで快適にプレイできる。
問題点
・ロード
戦闘前ロードがやや長い時がある。
敵の数が多いと長くなるらしいが未確認。
・シンボルエンカウント
接触判定が広い。狭い道を塞いでいることも多い。
評価まとめ
50点
人気作だけあって面白かったです。キャラ人気が高いのもよく分かる。戦闘は各キャラを操作するのは面白かったけどシステムはかなり無難だったかな。S~GでA評価。
クリア時間は35時間51分。KH3までに終わらせたくてEASYでプレイしたら予想以上に早く終わりました。
全体的に完成度が高く私がプレイしたテイルズの中でも1、2を争うレベルで面白かったです。他のPS3作品もリマスターを出してほしい。
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