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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「アバタール・チューナー2」クリア後感想・評価

こんにちは!

アバタールチューナー2のクリア後感想・評価です。

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

↓ 前作

概要

正式名称は「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2」。2005年にPS2でアトラスより発売したRPG。女神転生シリーズの派生作品の一つ。

ストーリーは前作からの完全な続きになっており、続編というより後編と言った方が正しい。

キャッチコピーは「喰らいつくせ、生きるために」(パッケージ裏より)

あらすじ

トライブエンブリオンの長サーフは、仲間たちの姿を求め見知らぬ大地を彷徨っていた。

文字通り互いに相食むジャンクヤードの抗争に勝利し、戦いに終止符を打ったはずだった。

天から垂らされた細い糸を手繰り、楽園に昇りつめたはずだった。

しかし、ジャンクヤードは消え去り、凄惨な殺し合いの中心通じ合った仲間たちも散り散りになってしまった。

煉獄から夢見た約束の地は、新たな地獄でしかなかったのか。

サーフを待っていたのは、無残な彫像と成り果てた人々が乱立する無人の廃墟であった。

 

そんな中、突如現れる白いボディアーマーに身を包んだ兵士たち。

サーフを所属不明のアバタールチューナーと呼び捕獲せんと襲いかかる彼等は、カルマ教会と同じ紋章を身につけていた。

サーフの闘争本能が静かに猛る。

彫像が所持していた45口径自動拳銃をもぎ取り瞬時に4人を射殺したサーフを前に、悪魔へと変じる兵士たち。

ニルヴァーナの住人である彼等もまた、サーフと同じく悪魔の力(アートマ)を宿していたのだった。

アートマ゛ウォータークラウン゛を開放しヴァルナへと変じたサーフと謎の兵士たちの死闘を皮切りに、ニルヴァーナを舞台とした最後の戦いが幕を開ける。

 

喰らうことでしか生きることができない修羅たちが最後に見る夢は、血の色に染まった己の屍か、あるいは・・・

(説明書より)

シナリオ

9点

評価点

・前作の経験を持った主人公パーティ

前作での戦いを通して主人公たちが成長している。

前作の序盤は感情がなかったのもあり退屈だったが、今作は序盤から面白い。

・練り込まれた世界観とシナリオ

よく練られており多くの設定が登場する。

前作で張られた伏線も回収されており見どころの多いストーリーになっている。

問題点

・説明不足

複雑で練り込まれた世界観、シナリオのわりにイベントシーン等があっさりしている。

説明不足だと感じる部分が多々ある。

・影が薄い主人公

喋らないタイプの主人公だがそれを考慮しても影が薄い。

前作でもそうだったが今作では他のキャラに見せ場がある分更に感じる。

・分割商法

1、2それぞれ本編は30時間ほどで終わるので1本にまとめられたのでは?と思わなくもない。

実際はマップや隠しボスの関係で難しいのかもしれないが明らかな続きもので分けたのは問題。

戦闘

9点

基本システムについては前作記事参照

新システム

・カルマリング

装備することでステータス増加と特殊効果を得られる。

リング自体にステータス上効果を追加できる。

・羅刹モード

特定条件下で戦闘開始時に発動。

攻撃力、クリティカル率アップ、100%逃走可能になる代わりに魔法、変身使用不可、防御力がダウンする。

この状態で敵を倒せば通常より多くの経験値が得られる。

・人間状態の敵

人間状態の敵が登場。弱点は銃撃。変身も使用する。

・ばら撒き

混乱状態で行動するとマッカをばら撒いてしまう。

結構えぐい額をばら撒く。

・威圧の魔石

一個までしか持てないが点滅状態のプレスターンを4個増やす。

評価点

・マントラシステム

前作では上位のマントラを習得するために下位のモノから順番に習得する必要があった。今作では下位のモノを全て取る必要がなくなった。

・ハントシステム

前作よりハント時に腹を壊す確率が下がった(検証していないが体感的には明らかに低い)。

・良好なバランス調整

前作同様バランス調整はしっかりされている。

威圧の魔石の登場などもあり難易度は前作より低い。

問題点

・敵味方の状態を確認できない

バフ・デバフの状態を確認できない。前作から改善されなかった部分。

・パーティーの入れ替わりが多い

マントラシステムでスキルを覚えさせるため十分に育成できない。

必然的に長期間パーティーにいるキャラが強くなり使用頻度が増える。

グラフィック

8点

PS2時代のゲームとしては良好。前作の問題点はなくなった。

BGM

9点

本作も良好。サントラ欲しいけどプレミアついてて高い…。

キャラ

8点

各キャラに見せ場があるのが良い。

私はゲイルが一番好きです。

快適さ

8点

・ロード

速いと言っていいレベル。少なくとも不満はない。

・換金アイテム

価格変動がなくなった。

評価まとめ

51点

S~GでA評価

張られた伏線をちゃんと回収して完結しました。戦闘も面白くおススメできる作品だと思います。分割商法なのが惜しい。

クリア時間は30時間10分。1、2どちらも30時間ほどで終わるので2本と言えどめちゃくちゃ時間がかかるわけではありません。長めのRPGのつもりでやればいいんじゃないかと。まとめてリマスターを出してくれるのが一番いいんですけど。

 

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