こんにちは!
閃の軌跡I:改クリアしました。かなり面白かったです。
一言ポイント
・軌跡シリーズ新章、学生を主人公としたシナリオ
・3D化したグラフィック
・高速モード
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
↓ 5時間プレイした時点での感想・評価
概要
正式名称は「英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-」。ハードはPS4。2018年3月8日発売。
日本ファルコムの英雄伝説軌跡シリーズの6作目で閃シリーズの1作目である閃の軌跡(PS3・PSVita)を移植したもの。移植の際にロード面などが改善されている(後述)。
キャッチコピーは「零(ゼロ)から閃(セン)へ――」
「英雄伝説 閃の軌跡」公式サイト(PS3・PSVita版公式サイト)
英雄伝説 閃の軌跡I:改-Thors Military Academy 1204-(PS4版公式サイト)
あらすじ
──《エレボニア帝国》。
ゼムリア大陸西部において最大規模を誇るこの旧き大国では
近年、2つの勢力が台頭し、国内における緊張が高まりつつあった。
一つは《貴族派》──
「四大名門」と呼ばれる大貴族を中心とし、その莫大な財力によって
地方軍を維持し、自分たちの既得権益を守らんとする伝統的な保守勢力。
もう一つは《革新派》──
平民出身の「鉄血宰相」を中心とし、巨大な帝都や併合した属州からの
税収によって軍拡を推し進め、大貴族の既得権益を奪わんとする新興勢力。
両者の立場はどこまでも相容れず、その対立は水面下で深刻化し、
皇帝の仲裁も空しく、帝国各地で暗闘が繰り広げられるようになっていた──。
そして、それは帝都近郊にある伝統的な士官学校でも同じだった。
──《トールズ士官学院》。
帝国中興の祖「ドライケルス大帝」によって創設され、
身分に囚われない人材育成を目指してきたこの士官学校においても、
貴族派の理事と革新派の理事が対立を深め、生徒たちに影響を与えていた。
あらゆる面で優遇され、また実力も兼ね備えた白い制服の貴族生徒たち。
優秀ながらも下に見られ、理不尽感を抱き続ける緑の制服の平民生徒たち。
制服の色や学生寮が違うことも相まって、両者は事あるごとに反発しあい、
学業成績や武術訓練、クラブ活動などでも火花を散らし合うのだった。
そんな中、地方貴族の息子、リィン・シュバルツァーは
トールズ士官学院への入学を果たし、帝都近郊の街トリスタを訪れる。
季節は春──白いライノの花が舞い散る中、リィンは気付く。
自分の着た制服が、貴族生徒や平民生徒の制服の色と違うことを。
少数ではあるが、同じ「深紅の制服」を着た生徒たちがいることを。
そして学院の鐘が鳴り、始まる入学式──
偉丈夫の学院長の堂々たる挨拶が終わり、若き女性教官が壇上に立つ。
「赤い制服の子たちは集まりなさい」
「これから特別オリエンテーリングを始めるわ」
それが──波乱に満ちたリィンたち《VII組》の学院生活の幕開けだった。
(公式サイトより引用)
シナリオ
8点
評価点
・士官学校を舞台としたシナリオ
まだ学生である主人公たちが世の中の実情を知りながら成長していくストーリー。主義主張の違いから対立することもあるがいっしょに戦うことでお互いを理解していく。同時に帝国の現状に疑問を持ち行動する。
学生という立場をうまく利用したシナリオだと思います。
・学生生活も描かれている
授業や試験。放課後に他の学生と共に過ごすことができるなど学校生活もちゃんと描かれている。
カレンダーで進行するのも含めてペルソナみたいで好き。メインじゃないのであっちほどしっかりしてませんが。
・前2作であるクロスベル編との繋がり
クロスベル編と同時期のシナリオである。前2作で起こった事件が本作でも話題に登場しており、あの時帝国では何が起きていたのか分かる。
問題点
・本作のみで完結しない
軌跡シリーズでは当たり前のことだが本作は特にひどい。空の軌跡FCも零の軌跡も続編ありきとはいえその1本内で戦ってきた敵とは決着を付けていた(黒幕の存在は置いといて)。本作は決着を付けずに終了する。
戦闘
8点
本作からのシステム
・戦術リンク
キャラ同士をリンクで結ぶことでアビリティが発動する。攻撃で敵を崩すと追加攻撃が発動する。
・武器に攻撃属性の追加
武器に攻撃属性が追加された。敵の耐性が低い属性で攻撃すれば崩す可能性が高くなる。
・クオーツの仕様変更
前作までは強力なアーツを使うためには同じ属性のクオーツを多くつける必要があった。今作ではアーツ自体がクオーツになっているので一人のキャラに様々な属性のクオーツを装備できるようになった。
評価点
・前作から進化したシステム
全体的に前作からパワーアップしており戦闘がより楽しくなった。
・状態異常耐性の細密化
敵の状態異常耐性がより細かく表示されるようになり、有利に戦闘が進められるようになった。
グラフィック
7点
前作から頭身も上がりシリーズを順番に遊んでいる私の場合は操作しているだけで楽しい。
他のゲームと比べて優れているかといえばそうでもない。
BGM
8点
軌跡シリーズはBGMが良く今作も良好。OP、ED曲どちらもカッコいい。
サントラはAmazon Prime Music対象。
キャラ
8点
・操作キャラが多い
閃シリーズ1作目ながら操作キャラが多い。章ごとにパーティーが変わるので様々なキャラが使える。
・絆イベントが豊富
学校が舞台なのを生かした絆イベントが豊富。1週ですべて見れないので周回の楽しみが増える。
快適さ
9点
評価点
・ロードが早い
移植前は問題があったロードだが爆速になった。ただし学院祭のときはロードがやや長くなり処理落ちもする。
・高速モード
移植によって導入。移動、戦闘、イベント全てで高速モードが使える。
かなり快適にプレイできる。
・クエストアイコンの追加
イベントの起こる場所が表示されるようになった。クエスト進行がかなり楽に。
問題点
・お金が足りない
キャラが多いためか装備を買っているとお金が足りない場面が多い。これは終盤まで続く。
評価まとめ
48点
とても面白く熱中できました。良作。S~GでA評価です。
良作以上になるかどうかは続編次第ですね。現段階でこれ以上の評価はつけれないかと。
クリア時間は45時間58分。攻略も見ながらプレイしました。隠しクエスト探すのがめんどくさくて…。
続編ものですが閃シリーズ1作目ということで新規にも入りやすい内容でした。今作から軌跡シリーズをプレイしても楽しめると思います。それでも空からプレイしていくことを推奨。少なくとも同時期である零碧はやっておいた方がより楽しめるかな。
閃の軌跡を始めて遊ぶ方は改をおススメ。ロードも早く高速モードのおかげで快適にプレイできます。
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