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英雄伝説 創の軌跡のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・3人の主人公によるクロスストーリーシステム
・シリーズの繋ぎの側面が強い
↓ 前作
概要
英雄伝説 創の軌跡(はじまりのきせき)は日本ファルコムよりPS4で2020年に発売したRPG。英雄伝説 軌跡シリーズの10作目。前作で完結した閃シリーズから新たなスタートを切る作品とされている。
キャッチコピーは「ここに終わり、ここに創(はじ)まる―」(公式サイトより)
あらすじ
帝国全土を蝕んだ災厄「巨(オオ)イナル黄昏」。
英雄たちによって危機を乗り越えたゼムリアの地で、新たな因果が紡ぎ出され、そして、物語は終点へと向けて動き出していく。
舞台は「巨イナル黄昏」後のゼムリア大陸。
大陸各地で活動する三人の主人公を軸に、数奇な運命が複雑に絡み合っていく。
ある者は英雄として、ある者は解放者として、ある者は隠者として―。
再独立を目前に控えた今、クロスベルの人々は何を想うのか?
強大な柱を喪ってしまった帝国人の胸に去来するものとは?
そして、盟主グランドマスターの宣言により「オルフェウス最終計画」を新たな段階へと引き上げた結社《身喰らう蛇》の思惑は?
(説明書より)
シナリオ
7点
・クロスストーリーシステム
リィン、ロイド、《C》の三人の主人公を切り替えながら進める。各ルートにより手に入る情報が異なり、時には主人公同士が交わりながら話が進んでいく。
本作のストーリーの目玉と言えるシステムだがそんなに完成度は高くない。無理やりクロスさせてるようなとこもあり、このシステムじゃなくても別に良かったかなと。
ただ、序盤に出てくる疑問の真実が別ルートで明かされるなど複数ルートの良さ・醍醐味もあり悪いというほどではない。
・あくまで繋ぎのシナリオ
本作は閃シリーズから次のシリーズへの繋ぎの側面が強い。本編に限れば過去作よりもボリュームが少なく今までは操作していたであろう部分がイベントで流される。自由に街中を歩ける場面も少ない。
・多すぎる操作キャラ
本作も相変わらず操作キャラが多いが、閃シリーズで操作できたキャラばかりで目新しさが少ない。
個人的には新規キャラがメインになる《C》ルートが一番面白かったです。
・エピソード
条件を満たすと見ることができるサブストーリー。正直言って本編よりも面白い。
戦闘
7点
新システム
・ヴァリアントレイジ
アサルトゲージを消費して発動。サポートメンバーも含めたパーティ全員で物理攻撃、魔法攻撃、回復のいずれかを行う。
評価
・アーツ強化
前作よりも更にアーツが強化。魔法攻撃力が高いキャラで弱点を突けば弱いアーツでも大ダメージが出せる。
・前作とほとんど変わらないシステム
新システムはヴァリアントレイジぐらいで戦闘システムの追加要素は少ない。
・高速スキップモード
閃1,2改であった高速スキップモードが採用された。
・煩雑な装備管理
ルートが3つあり、操作キャラも豊富なため装備管理が非常にめんどくさい。
私はいちいち変えるのがめんどくさくてEASYでゴリ押しました。
グラフィック
7点
大きな変化はなし。
拳と手のひらを合わせるモーションは今作でも何度も見る。
操作キャラが多いのは考え物ですね。何十人ものキャラがボスの話を立って聞いてるのは何かアホっぽい…。
BGM
9点
言わずもがな今作も良好。さすがファルコム。
キャラ
9点
《C》ルートでの新キャラの活躍やエピソードでの各キャラの絡みに注目。
快適さ
9点
ファルコムらしく親切、丁寧なUIは健在。
装備管理の煩雑さだけが問題と言える。
評価まとめ
48点
単体としてはそこそこですが次シリーズへの期待は高まりました。S~GでB評価。
クリア時間は50時間45分。
クリア後に見られるエピソードを見て終了。プレイ時間は52時間59分。
繋ぎの作品だと分かっていたのでこんなものかなという感じ。次シリーズの舞台もおおよそ確定。新キャラが続々登場しそうで楽しみです。
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