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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「ワイルドアームズ5(WA5)」クリア後感想・評価(修正版)

こんにちは!

ワイルドアームズ ザ フィフス ヴァンガードをクリアしました。なので感想・評価を書きたいと思います。

 

一言ポイント

・王道なシナリオ

・戦略性の高いシステムに対して残念な調整

・回復アイテムが購入できない

・糞ロード

 

↓ 評価法の詳しい説明はこちら。あらかじめ読んでもらえると嬉しいです。

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

概要

ワイルドアームズ ザ フィフス ヴァンガード(通称 WA5)はメディアビジョンエンタテイメント(現メディアビジョン)が開発し、ソニーコンピュータエンタテインメント(現SIE)が2006年12月14日に発売したPS2のゲームソフト。

今作のテーマは「独立」(WAは必ずテーマがある)

キャッチコピーは「キミの未来へ続くRPG」(パッケージ裏より)

WILD ARMS the Vth Vanguard PlayStation®2 the Best | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト

あらすじ

かつてファルガイア上には高度な科学文明が栄え、遺跡からは高レベルなテクノロジーを伺わせる機械が発掘されていた。

ロストテクノロジーの結晶である「ゴーレム」に憧れていたディーンは、ある日、幼馴染のレベッカと空からゴーレム降ってきたのを目撃する。そのゴーレムの左腕の中に一人の女性を発見する。彼女は「アヴリル」という自らの名前と「ジョニー・アップルシード」という言葉以外の記憶を失っていた。

2人は記憶を失くした彼女と荒野を旅することになる。アブリルの記憶を取り戻すためにジョニー・アップルシードを探す旅に。

シナリオ

8点

ワイルドアームズらしい王道のシナリオ

伏線回収も良くできていると思います。

田舎で暮らしていて世の中のことを何も知らなかったディーンが旅を通して色々なことを知り、成長していきます。この世界では人間がベル―二族という種族に支配されていおり、人間がベル―二族から独立すればどうすればいいのか。「諦めなければ出来ないことはない」というディーンと彼に影響されていく仲間たちが「果ての荒野に独り立つ」ために戦う物語になっています。

・過去作の(に似た)キャラが登場する

関連したサブクエも多くあるのでシリーズファンにはうれしい。

シリーズ10周年作品らしくなっています。

 

終盤の展開及びエンディングについて。ネタバレ注意。気になる方はドラッグで。

・完全なるハッピーエンドではない

パーティーキャラの犠牲の上に世界が平和になります。そのキャラは記憶をなくして同じ時間帯をループし続ける。そのキャラ自身に救いはないように感じる。

・スタッフロール後のエピローグがかなりあっさりしている

ディーン、レベッカ、アブリルの会話だけで終わってしまい他の3人は全く登場しません。3人とも悩みがあり旅を通して乗り越えて、エンディング後に新たに始まるはずなのに何も描かれないというのはちょっと…。

一個目の部分も含めてWA1~5の中で一番雑なエピローグだったなと。ワイルドアームズは王道なシナリオのシリーズなので終わり方も王道で欲しかったという思いがあります。

戦闘

5点

前作のHEXバトルをマイナーチェンジしたもので7つの六角形のマスを移動しながら戦う。戦闘メンバーは3人(仲間になるのは6人)。

評価点

・戦略性のある戦闘システム

HEXを移動しながら戦うシステムは戦略性が高く面白いです。

システムは良いんだよシステムは

・バランスブレイカーがなくなった

3や4で存在した圧倒的なバランスブレイカーがなくなりました。

ボス戦を考えるといたほうが良かったかも…。

・リトライ機能

戦闘で全滅してもリトライできます。ボス戦では何度もリトライしました。

雑魚戦ではリトライすると敵味方の配置も変わるので有利な配置を引けるかも重要。

問題点

・ボス戦が長い

バランスブレイカーが無くなったからか与えられるダメージが少なく、ボス戦が異様に時間がかかります。

ボスの攻撃も強力で一手間違えれば全滅もあり得る。というかしょっちゅう全滅する。

連戦も多く辛い。

負けバトルが多い

ストーリー的には後の伏線にもなるので無意味ではないですが、多くてうざい。

負けバトルは与ダメ、被ダメが露骨なのでわかりやすくアイテムの無駄遣いはしなくて済むかと。初手ラッキーカード(経験値2倍アイテム)はやめましょう。

ゴーレムバトル

本作のバトル最大の問題点。アースガルズ(ゴーレム)をカスタマイズして戦闘ができるのですが、戦闘は自動戦闘で見てるだけ。しかも無駄行動が多くテンポが悪いので面白くない。

幸い回数が少ないのでそこまで気にすることではないですけど自分で操作できるようにはしてほしかった。今回の仕様ならないほうがよかった

グラフィック

8点

PS2作品としては良好だと思います。

そのせいでロードが長くなっているかもしれないと思うと何とも言えませんが。

BGM

7点

ワイルドアームズシリーズはBGMの評価が高く、今作も良いです。ですが、作曲がなるけみちこさんから甲田雅人さんに変わっています。私はなるけさんの曲が凄い好きだったので不満です。甲田さんのが悪いわけではないですがサントラを買うほどではないかな(1~4までは買ってます)。

主題歌は水樹奈々さんが歌っています。ラスボス戦では挿入歌としても流れたり結構熱い。

Justice to Believe
水樹奈々
2006/11/15 ¥250

Crystal Letter
水樹奈々
2007/02/07 ¥250

キャラ

6点

私はアヴリルが好きです。

敵キャラには魅力を感じなかったかなあ。

快適さ

3点

問題点

・戦闘で使う回復アイテム(蘇生含む)が通常のショップで買えない

買えるのは特殊なショップのみ。特殊なショップは「ブラックマーケット」と言いキャラのレベルで支払います。

私はこの仕様で回復アイテムが足りなくなりクリアできないかと思いました。戦闘でも蘇生キャラが死んだらアイテムを使いたくないためにわざと全滅したり。

回復アイテムは一応ベリーの木というものがフィールドにあるのですが、中盤から終盤にかけて出てくる「ミラクルベリー」は5時間に1個しか手に入らない。

「ローレルクラウン」という回復量が2倍になるバッジ(アクセサリーのようなもの)を装備すれば何とかなりますが、回復アイテムが手に入りにくいこの仕様は不便

・全体的にロードが長い

特にワールドマップと施設を出入りする際が長い。

装備画面でキャラを切り替えるときも読み込みまで時間がかかります。各キャラのバッジを入れ替えたいのに素早く切り替わらなくてイライラする。

ワールドマップでエンカウントした際のロードも長いですが、途中で手に入る乗り物に乗っていればエンカしなくなります。

評価まとめ

38点

シナリオは良くて楽しめましたが戦闘とロード面のマイナスは大きい。特にロードの長さは人に進めづらい。

ギリギリ佳作。S~GでC評価です。

クリア時間は35時間46分。積みゲーはサクッと終わらせたい派の私は攻略も見ながらプレイしたので、何も見ないでプレイすれば40時間ぐらいでしょうか。やり込みをやればもっと長くなります。

 

次はPSPのクロスファイアもやってみたいと思ってます。

ちなみに私のWAの好きな順は2>1>3>4>5。Fはプレイしてないです。

今度スマホでゲームが出るらしいですが、PS4で新作を出してほしいです。2のリメイクでも可。

 

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