こんにちは!
仁王2のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・二人の秀吉の物語
・前作から正当進化
・快適さは大きく向上
↓ 前作
概要
仁王2は2020年にPS4で発売したアクションRPG。発売元はコーエーテクモゲームス、開発はTeam NINJA。
2021年にDLCをすべて収録した仁王2 Complete Editionが発売。
本作は年代的には前作よりも過去、織田・豊臣時代を描いている。前作をプレイしていなくても問題なく楽しめるがプレイしているほうがより楽しめる。
本稿ではDLCについては記述しない。
キャッチコピーは「闇を切り裂く侍か、闇を纏いし妖かー」(パッケージ裏より)
あらすじ
時は1555年、徳川家康により天下統一が成される幾らか前の時代。
人と妖怪の間に生まれた主人公(秀千代)は、美濃の国で暮らしながら、妖怪退治や傭兵に明け暮れていた。
ある日、主人公は凶暴な妖怪を討ち果たすも、その過程で自身の妖怪としての力も暴走してしまう。
そこへ駆けつけ、主人公の暴走を止めたのは霊石を売り歩く商人、藤吉郎。
二人が戦国時代を仁王の如く駆け上がる、「秀吉」の物語の幕開けであった。
(公式サイトより)
シナリオ
9点
・独自の解釈で描く秀吉の生涯
秀吉は主人公(秀千代)と藤吉郎の二人いたという独自の解釈でストーリーが進む。それぞれの武と知をもって墨俣一夜城や金ケ崎の退口で活躍して出世をしていく。この辺はコエテクらしく史実に違和感なくアレンジを加えている。
しかし、長浜城主になって以降は仁王2のストーリーを展開するために史実がおざなりになる。長篠の戦い、中国地方攻め、中国大返しは作中で描かれていない。
秀吉の物語としては不満が残るが主人公の物語としては見所満載で非常に面白い。特にエンディングは個人的にめちゃくちゃ良かった。秀吉の物語も完結したんだなと思えました。
戦闘
10点
新システム
・妖怪技
妖力ゲージを使って各妖怪が持つアクションを使って攻撃できる
・妖怪化
アムリタゲージがMAXのときに使用可能。一時的に強化された状態で戦える。妖怪化中は落命しない。
・常闇
妖怪が使ってくるフィールドのようなもの。気力回復速度が下がるが妖怪技などが強化される。
評価
・順当に進化したシステム
前作の良かった部分をそのままに正当進化。武具のハクスラ、豊富な武器と個性の出る育成、歯ごたえのある高難度死にゲーは健在。
・バランス調整
前作は序盤が圧倒的に難しく後半に行くほど簡単だった。今作でもそれは変わらないが前作よりは序盤が易しくなり、逆に終盤になってもボスは歯ごたえがある。特にラスボスは前作と違ってかなり強い。
また、前作で猛威を奮った忍術や陰陽術が弱体化された。と言っても十分有用。前作が強すぎた。
・刀塚
死んでロストした経験値はその場に残るので回収する必要があるが、今作ではボス戦でのロストはボスエリアに入った瞬間自動回収される。
めちゃくちゃありがたい仕様。
・木霊のガラクタ市
社で神選米を仙薬など一部の消費アイテムと交換できる。神選米はカンストレベルで手に入るので雑魚を倒して回復アイテムを集める必要がない。自動補充の設定もできる。
非常に楽だが木霊の加護の仙薬ドロップ率アップを選ぶ理由がなくなった。
グラフィック
10点
美麗。キャラのモデリングも非常に良い。
主人公はキャラクリすることになる。最初は実在の人物じゃないのかと思うけどプレイしているうちに愛着が湧く。
BGM
8点
敵に見つかった時は緊張感のあるBGMが流れる。基本的には聴いてる余裕がないです。
キャラ
9点
織田豊臣時代なのでキャラが濃い。藤吉郎役の竹中直人さんのインパクトが強い。
快適さ
10点
・ロード
今作も速い。マップ突入時のロードもそれほど長くなく、リトライはめちゃくちゃ速い。
・刀塚など
戦闘でも書いたが刀塚の自動回収や木霊のガラクタ市など全体的に親切になった
・マップ
前作同様マップが複雑でわかりづらくミニマップ等もない。エリア攻略のために行かなくてもいい場所が多く存在しておりよくわからなくなる。
唯一不便と言える点。
評価まとめ
56点
前作よりも順当に進化。めちゃくちゃ面白かったです。S~GでS評価。
クリア時間は65時間45分。
プレイヤースキルによって差は生まれると思いますがおおよそ60時間前後。プレイ時間は前作とそんなに変わらないかと。
死にゲーだから誰にでも勧められる作品でないけど名作だと思います。前作が楽しめた人は絶対にやったほうがいい。
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