こんにちは!
LIVE A LIVEのクリア後感想・評価です。
オリジナル版は未プレイです。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・名作のHD-2Dリメイク
・8人の主人公によるオムニバス形式
・現代に合わせた調整
概要
ライブ・ア・ライブは1994年にスクウェアよりスーパーファミコンで発売したRPG。小学館の漫画雑誌に連載を持っていた漫画家7名がメインキャラクターのデザインを担当した。
2022年にSwitchでHD-2Dリメイク版ライブアライブがスクウェア・エニックスより発売。
キャッチコピーは「伝説のRPG、今ここに―」(パッケージ裏より)
あらすじ
本作はオムニバス形式となっており8人の主人公が異なる時代・設定でそれぞれの目的を達成する。一例として近未来編のあらすじを載せるが各編のあらすじについては公式サイト参照。
今よりちょっとだけ未来、超能力を持つ少年「アキラ」がいた。
人の心を読むことができる彼は怪事件に巻き込まれる。
巨悪の陰謀を阻止するためアキラは個体のロボット魔神ブリキ大王を復活させることができるのか!?
(公式サイトより)
シナリオ
10点
・異色のシナリオを集めたオムニバス形式のRPG
異なる時代で生きる8人の主人公・8つの物語を選んで遊ぶオムニバス形式のRPG。
オムニバス形式というだけで珍しいのにどのシナリオも王道から外れたものが多い。ほとんどADVのようなSF編、格ゲーのように戦闘だけで話が進む現代編、罠を設置して敵を迎え撃つ西部編などシナリオ・システムが異色なものが多い。
異色な内容だがどのシナリオも熱いシーンや意外な展開があり面白い。
各編のボリュームは短いものだと1時間弱、長いものだと2~3時間とややボリュームに格差があるがどれもプレイしやすい長さになっている。隠しイベント・アイテムなども多数あり長さの割には作りこまれている。
・多くの名シーン名(迷)台詞
28年前のゲームだが今でも話題になるような多くの名シーンや名(迷)台詞が登場する。フルボイスになり声優陣の熱演ぶりが素晴らしいのでオリジナル版既プレイでも新たな印象を受けるかも。
私はリメイクが初プレイでしたが聞いたことあるセリフを実際にゲームでプレイできて感動しました。
・その他イベント
今そのまま再現すると問題になりそうなイベントが修正されている。一方で当時の内輪ネタなどそのまま再現されている。
前者は既プレイ者には引っかかるところ。後者は新規には意味不明。
戦闘
8点
システム
・チェッカーバトル
マス目状のフィールドで戦うSRPGに近い戦闘システム。背面・側面の概念が存在し、攻撃する方向によってダメージが変化する。
通常攻撃が存在せず攻撃はすべてアビリティ(回復等も含む)になる。アビリティごとに攻撃範囲や待機時間が異なる。MPの概念はない。
HP・状態異常は戦闘ごとに全快する。
評価
・固有の能力を持つキャラで戦う
どのキャラも設定に合わせたアビリティを使う。シナリオによって違った戦い方をすることになるので飽きずに楽しめる。
アビリティの中には敵の向きを変えるものもあり如何にして敵の背面・側面を取るかという戦略性がある。
・バランス調整
オリジナルで強すぎた技はナーフされている…らしい。
リメイクしか遊んでないのでわからない部分が多いですがバランス調整されているらしいです。
グラフィック
8点
近年スクエニが力を入れてるHD-2D。ドット絵ながら迫力のあるシーンが楽しめる。
BGM
9点
名曲揃い。メインテーマとボス戦が好きですね。
キャラ
9点
どのシナリオでも個性的・魅力的なキャラが多い。一番好きなキャラは功夫編のレイ。
快適さ
8点
・現代のゲームに合わせた調整
約30年前のゲームをリメイクする上で今そのまま再現すると不便と思われる部分を修正している。
例としては宝箱。オリジナルではある地点で開けるとその後に回収できないが開けてないとより後に強力なアイテムが手に入るというもの。リメイクでは前段階で回収してもその後にまた手に入れることができる。
・移動速度
やや遅い。ダッシュは導入してほしかった。
評価まとめ
52点
シナリオが素晴らしいだけでなく、プレイしていて大きな不満を感じなかったので調整も良くできていたと思います。良リメイク。S~GでS評価。
クリア時間は20時間08分。
やりたかったゲームの一つなので現行機で遊べてよかった。オリジナル未プレイ既プレイどちらでも楽しめると思うのでどうぞ。
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