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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE」クリア後感想・評価

こんにちは!

PS5版 スターオーシャン6のクリア後感想・評価です。

 

 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・シリーズで人気のシステムを踏襲

・簡単に壊せてしまえる戦闘バランス

・少なくとも5からはかなり盛り返した

概要

スターオーシャン6 THE DIVINE FORCEは2022年にスクウェア・エニックスより発売したRPG。開発はトライエース。5から6年ぶりに発売した完全新作。

 

キャッチコピーは「広大な銀河の彼方で…二人の主人公が出会う時宇宙の運命が大きく動き出す」(公式サイトより)

あらすじ

銀河連邦に所属しない先進惑星ベグアルドを出発した輸送艦イーダス艦長レイモンド・ローレンスは、慣れた航路での貨物輸送の任務の途中、銀河連邦きっての名家「ケニー一族」の乗る戦闘専用艦アストリアの襲撃を受ける。

レイモンドはクルーのクロエとともに、辺境の未開惑星アスター星系第4惑星への退避を余儀なくされる。

だが着陸する直前、地表からのEMPと思われる攻撃を受け脱出ポッドがダウン。

見知らぬ星で仲間と離れ離れになってしまう。

なんとか着陸を果たしたレイモンドだったが、直後、原生生物に襲われてしまう。

間一髪、彼を助けたのは、オーシディアス王国第一王女レティシア・オーシディアスだった。

レティシアは隣国ヴァイル帝国に脅かされる己が国を救うため、空駆ける流星にのって現れたレイモンドに助力を求め、レイモンドはクロエの捜索に協力してもらうことと引き換えにその申し出を受ける。

だがレイモンドは第4惑星でクロエを探し、ヴァイル帝国に対抗する手段を探す旅の最中、再び銀河連邦の影を見る。

(公式サイトより抜粋)

シナリオ

8点

・ダブルヒーローシステム

二人の主人公のうち片方を選択する。基本的には同じストーリーだが二人が別行動した時にそれぞれが何をしていたのかが分かる。また、各主人公を選んだ時のみ限定で仲間になるキャラがいる。

人気だった2のシステムを採用している。先進惑星出身の男性主人公と未開惑星出身の女性主人公と組み合わせも同じ。

ちなみに私はレイモンド編のみプレイしています。

・シリーズのお決まりと新要素

大まかな流れは過去作と同じ。先進惑星出身のキャラと未開惑星出身のキャラが出会い、その星の問題を解決していくうちに物語は宇宙へと広がっていく。シリーズファンならスッと入ってくる内容。

一方で過去作では先進惑星側のキャラが銀河連邦所属だったが今作では所属していない。今まで絶対の正義だと思っていた銀河連邦の新しい一面が見える。

・終盤の展開

終盤に入り物語が宇宙に広がり始めると説明するイベントが増えてダレる。また、同じボスと何度も戦うことになる。

ちなみにシリーズの中で人気のある作品でも前半に対して後半は粗いことが多い。こんな言い方はアレだがスターオーシャン基準ならストーリーはよくできているほう。

・ソーア

ゲーム中に存在するボードゲーム。

特別面白いわけではないが、駒が過去作の登場キャラになっているのでシリーズファンだとテンションが上がる。

駒は装備アクセサリとして使えるので集める価値はある。

戦闘

8点

システム

・4人パーティ制のシームレスバトル

本作はアクション性の強い4人パーティのシームレスバトル。

MPが廃止されAP制が導入。通常攻撃からスキルの使用までAPで管理される。

・ヴァンガード・アサルト(VA)

ゲージを消費して空中移動ができる。

VAを使って敵を奇襲したり、視界を外して攻撃するとAPの上限が増えるなどの恩恵がある。

・スキル

レベルアップで貯まるSPを消費してキャラを強化、スキル習得する。

評価

・アクション性の高い戦闘

前作からアクション性が大きく向上。VAを使って三次元的に戦闘を楽しめる。VAで敵の不意を突くシステムは4の進化と言えるが、4よりもテンポが良い。

前作で導入された仲間全員が戦闘に参加するシステムは廃止。バランス調整や処理の面で難しかったからだろうが、挑戦的なのもあって前作で個人的に一番評価している部分が無くなった。

・育成

経験値アップや入手ゴールドアップのスキルが早い段階でゲットできるので育成や金策には困らない。ただこのスキルが有用すぎるので普段のパーティは固定されがち。

アイテムクリエーションなどシステムを理解していれば簡単にバランスが崩壊する。通常プレイでエンディングに到達するだけなら必要ない。

グラフィック

8点

他作品と比べるとそんなにだがシリーズとしてはかなり良くなった。前作から考えるとよくぞここまできた。

BGM

9点

スターオーシャンらしさが出てるBGMで良いと思います。今作も桜庭さんが担当しているから当たり前だけど。

キャラ

8点

2周楽しめるダブルヒーローシステム。仲間にできるキャラも変わりますがメインストーリーでちゃんとそのキャラも会話に参加する。

あとシリーズ恒例のケニー一族の扱いが面白かった。

快適さ

6点

・最適化されていないUI

トライエース久々のCS新作だからか現代のゲームのUIに追い付いていない。

特にキャラの装備変更は怠い。

・マップサーチ

マップをサーチして範囲内の宝箱などを探索できる。

会話発生中は使えない、使う時は一定時間立ち止まる必要があるなどここでもUIに不満が残る。

評価まとめ

47点

シナリオはそれなりにしっかりしており、戦闘もバランスを壊そうと思えば簡単に壊せるのを除けばよくできている。S~GでA評価

 

クリア時間は29時間31分

 

前作が非常に評価が低くて心配だったがシリーズファンなら納得できるぐらいの出来だとは思います。シナリオもシリーズの中ではよくできているほう。7が期待できるぐらいには頑張っているかと。ただUIなどいろいろな面で現代の他のゲームには負けているので新規にはどうだろうね。

 

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