こんにちは!
シェンムー3のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・18年ぶりに発売した10年以上前のゲーム
・シェンムーとしては良作
概要
シェンムーⅢは18年ぶりに発売したシェンムーシリーズの三作目。
2001年に発売したシェンムーⅡ発売後、続編は絶望的な状況であったがプロデューサーの鈴木裕氏がキックスターターで資金を集めるなどして制作・発売に漕ぎ着けた。
2018年には過去二作のリマスターしたシェンムーⅠ&Ⅱが発売。
シェンムーシリーズは本作でも完結しておらず続報が待たれる。
キャッチコピーは「壮大なストーリー、再び・・・」(パッケージ裏より)
あらすじ
1986年。
日本の若き武術家、芭月涼は父の死をめぐる謎を追って、残された唯一の手掛かりである鳳凰鏡を手に中国大陸に渡る。
香港・九龍城での激闘を経て、さらに奥地へと向かった涼は、その途中で不思議な少女、玲莎花(レイ・シェンファ)との運命の出会いを果たす。
やがて二人は、桂林・白鹿村で鏡と同じ巨大な龍と鳳凰のレリーフを発見し「シェンムーⅢ」への新たな物語の扉が開かれた。
(公式サイトより)
シナリオ
6点
評価点・問題点
・終わりが見えないシナリオ
本作から舞台は白鹿村、鳥舞へと移る。新たな師匠・敵が登場し、ストーリーは更なる広がりを見せていく。しかし、謎だけ増やして物語は終わらない。
本作で完結しないというアナウンスは事前にあったとはいえ終わりが全く見えない。前作から18年かかってこれではいつ終わるのか・終わらせられるのか疑問。
個人的には4でも完結しないんじゃないかと思ってます。
・会話
序盤はシステムの説明をシェンファとの会話に入れているが、内容が雑。下の画像はスタミナの説明だがこんなアホな会話はないだろ…。
チュートリアル以外でもいちいち相手の言ったことをほぼ必ずオウム返しで聞き返すなど会話はかなり雑。
・電話
公衆電話から前作までのキャラに電話できる。
声だけの出演だが登場しないキャラの近況が聞けるのはファンにはうれしい。
・豊富なミニゲーム
シェンムーらしく豊富なミニゲームは健在。
今作では釣りができるようになった。
・無駄な作り込み
シェンムー特有の無駄な作り込みは健在。様々な部分で作り込まれているが特に意味はない。
戦闘
6点
システム
・コマンド入力式
〇、×、△、□4つのボタン入力で技が発動する。というか簡単に言うと格ゲー式。
店で技書を買えば新たな技を習得できる。R2に設定した技はコマンド入力無しで使用できる。
・育成
馬歩・鶏歩・寸拳で体力を、散打で攻撃力を鍛える。
評価点・問題点
・好みの別れる戦闘
格ゲー式というそもそもの好みの差が大きい戦闘システム。苦手な人でも難易度を下げて回復アイテムを持ち込めばクリアできる。
私は格ゲー苦手なのでEASYでクリアしました。
・育成
ものすごい退屈。強いて言えば散打は格ゲーの練習モードみたいなものなので格ゲー好きなら楽しめるのでは…?
・QTE
技のコマンド入力を求められる場面があるがいきなり流れてくるのでわからない。
最初にコマンドだけで表示してほしい。
グラフィック
7点
グラフィックは前作から大幅進化しているが2019年のゲームとしてはそんなに…。
キャラの表情はもっと頑張ってほしかった。
街並みや細かいもの作り込みはさすがシェンムー。その前にできることがあった気もするが。
BGM
7点
特筆すべき点は無し
キャラ
7点
やっと登場したメインヒロインですが前二作の原崎やジョイのほうが好きだったかなあ。
快適さ
2点
・ファストトラベル
一部で使えるが基本的にない。普通つけるだろ。
・時間
イベントがある時だけその時間まで進められるがそれ以外では待つしかない。
宿に泊まるぐらいはどの時間でもできるようにするべきだった。
・強制歩きエリア
街中に強制的に歩きになるエリアがある。
街のリアルさを再現するために導入されていると思うが頻繁に通る場所なのでマイナスな要素。
・金策
イベント進行のためにお金が必要になる。
アルバイトでは効率が悪く、不確実な賭博で稼ぐしかない。賭博には一応コツがある。
評価まとめ
35点
S~GでC評価。シェンムーとしては正統進化しており楽しめましたが2019年発売の新作としてはユーザビリティがダメ過ぎる。2005年ぐらいに出てればね…。
クリア時間は19時間。
格ゲーの実力があり、必要以上に金策をやらなければもっと早くクリアできます。シェンムーの世界観にどっぷりハマればもっと長く遊べる。
続きが気になるので4を早く出してほしいところ。どんなに早くても5年後とかだと思うけど。
↓ 応援よろしくお願いします