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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「ペルソナ3リロード」クリア後感想・評価

こんにちは!

ペルソナ3リロード(P3R)PS5版のクリア後感想・評価です。

私はPS2でペルソナ3フェスをプレイ済み。

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

 

一言ポイント

・ペルソナ5をベースにしたリメイク

・タルタロスはかなり快適に

・アイギス編はDLC

概要

ペルソナ3は2006年にPS2でアトラスより発売したRPG。2007年に追加要素を加えたペルソナ3フェス、2009年にPSPでペルソナ3ポータブルが発売。

ペルソナ3リロードは2024年に発売したリメイク作品。ペルソナ3無印をベースにしたリメイクだがフェスで追加されたアイギスのコミュなどは実装されている。

フェスで追加されたアイギス編はDLCが発表されている。ポータブルで追加された女性主人公については不明。

 

キャッチコピーは「実は1日は24時間じゃない…なんて言ったら君は信じるかい?」(パッケージ裏より)

あらすじ

幼い頃に事故で両親を失い、親族に引き取られて郊外へ移り住んでいた主人公。

彼は、家庭の事情で高校を移ることになり、10年ぶりにかつて居た街を訪れる事になる。

だが彼は、入居した学生寮が怪物の急襲を受けた事で、図らずもペルソナを覚醒する。

その能力を見込まれる形で、同じくペルソナ能力を持つ仲間たちから、世界の裏に横たわる真実について知らされることになる。

世界の真実—1日と1日の狭間に隠された時間が存在すること。

そこに棲むシャドウと呼ばれる怪物。

そしてシャドウが精神を食らうことによって、人間が次々と口も利けないほどの無気力状態にされてしまう事実。

実は、舞台となる私立・月光館学園の裏には、学園理事長である幾月修司の管理の下、ペルソナ能力者を1つの学生寮に集める形で特別課外活動部が結成されていた。

目的は「シャドウの被害から人々を守ること」。

主人公はその一員として戦いに参加していく事になる。

(ペルソナ3フェス説明書より)

シナリオ

9点

・等身大の高校生たちによる青春ジュベナイルRPG

メインストーリーはオリジナル版準拠。

昼は高校生として学園生活を送りながらコミュや人間パラメータを高めていく。夜は仲間たちとシャドウを倒す。時には仲間たちとぶつかりながらそれを乗り越えて団結・成長していく物語。

本作の仲間たちはそれぞれに悩みを抱える等身大の高校生を描いている。以降のペルソナシリーズでもそこは同じだが本作の仲間は理不尽なことで周りに当たってしまう現実にいそうな若者になっている。彼らがまだただの高校生だということを理解してみればそうなってもしまうのもしょうがなくリアルな内面が描かれている。しかし、それがゲームの仲間キャラとして見ると良いかどうかは別の話。「なんでそんなこと言われなきゃならない?」と思う場面も多い。

・リンクエピソード

リロードの追加要素。男性仲間キャラのコミュのようなもの。一緒に時間を過ごすことで絆を深められる。

オリジナル版では描写の少なかった男性キャラの掘り下げになっている。

・夜行動

夜に発生するコミュが少なくオリジナル版では時間が余りがちだった。

本作では共有パソコンや特性を取得できるイベントなど夜にしかできない行動が追加された。それでも終盤は時間が余るが。

戦闘

9点

システム

・ペルソナ5の戦闘システムがベース

ターン制のバトルで弱点やクリティカルでもう一度行動できる。

ペルソナ5であった味方にターンを渡せるバトンタッチ(本作ではシフト)が導入された。

・テオルギア

新システム。ゲージをためることでキャラごとに固有のスキルを発動できる。

攻撃・補助など効果は様々。攻撃系スキルはすべて耐性無視。

・特性

新システム。夜行動で仲間と過ごすことで取得できる。効果は様々。

評価

・ペルソナ5のUI

ペルソナ5で導入されたダイレクトコマンド、アシスト機能が採用されておりプレイしやすくなっている。近年ファンになったプレイヤーでも遊びやすいはず。

・バランス調整

テオルギア、特性により出せるダメージが大きくなった。そのパランス調整かわからないが敵から受ける状態異常・即死攻撃の回避率が体感かなり下がった。

テオルギアの中には味方全体にチャージ、コンセントレイトをかけるものがある。そのためスキルのチャージとコンセントレイトの価値がやや下がった。

グラフィック

9点

グラフィックはペルソナ5風になりキャラの等身も上がった。カットシーンも多く挿入されている。CGに比べるとアニメムービーがちょっと微妙に感じる。

ゆかりっちがオリジナルよりもめちゃくちゃかわいくなりましたね。

BGM

10点

名曲揃いのオリジナルの曲をアレンジしている。どちらが好きかは好みによるところだが本作のBGMも素晴らしい。

キャラ

8点

男性キャラはリンクエピソードでオリジナルよりも掘り下げされている。

コロマルがとにかくかわいい。

快適さ

10点

全てがプレイしやすくなっている。UI面はペルソナ5に近いオシャレで使いやすくなった。

オリジナル版ではダレやすかったタルタロスもかなり遊びやすくなった。疲労システムは撤廃され、入り口と攻略階層の行き来もしやすい。ただしこれはPS2版をプレイしていた自分の感想。長いダンジョンの頂上まで登っていかなければいけないのは変わらないので新規プレイヤーが受け入れられるかというと微妙。

評価まとめ

55点

オリジナル版できついと感じた部分は改善。ペルソナ5に感覚が近くで遊びやすい。S~GでS評価

 

クリア時間は75時間09分

クリア平均時間は70時間前後になると思います。

 

オリジナルの時よりも楽しめました。ただ新規にはタルタロスの仕様は怠いかも。かなり快適になってはいるんだけど。

 

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