こんにちは!
メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜 DXのクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・洗練されたシステム
・課題と自由度の両立
↓ 過去作
概要
正式名称は「メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜 DX」
メルルのアトリエは2011年にPS3で発売したRPG。ガストのアトリエシリーズの一つでアーランドシリーズ3作目。前作・トトリのアトリエ終了時から1年後が舞台。
2013年に追加要素を加えたメルルのアトリエ PlusがPSVitaで発売。
本作はメルルのアトリエ PlusをベースにDLCを収録してPS4に移植したもの。
キャッチコピーは「世界を変えるちからに、出会った。」(パッケージ裏より)
あらすじ
アーランド共和国の遥か北西に位置するアールズ王国。
そこは、機械と錬金術で大きく発展したアーランドに比べ、未だ発展の余地を大きく残す、小さな辺境国である。
アーランド国主ジオは旧友であるアールズ王デジエに共和国への参加を提案したが、実現には課題も多く、反対派の批判を解消するためにも、アールズの国力増加について、国をあげての開拓事業を開始することになる。
まずは、アーランドから有能な人材の派遣が決定した。
その派遣団の中に錬金術士トトリの姿があった。
アールズの姫、メルルはトトリと出会い、初めて見る錬金術に感動し、錬金術士になるために、半ば押しかけ気味に、トトリに弟子入りを志願するのであった。
(公式サイトより)
シナリオ
8点
システム(というか目的)
本作の目的は期限内に人口を増やしアールズ王国を発展させること。
課題をクリアすると得られる開拓ポイントが一定以上貯まると王国ランクが上昇する。
また、開拓ポイントは発展に役立つ施設を作るのにも必要。
評価点
・課題と自由度の両立
どこから開拓するか、どの施設から建設するかなどプレイヤーに委ねられており自由にプレイできる。一方で開拓を進めれば課題も提示されるので何をすればいいのか分からないということがない。
・豊富なイベント
各キャライベントが大量にある。
そこから発生した弊害もあるが…。
問題点
・テンポの悪いイベント
ストーリー進行によってはサブイベントが同時に発生することがある。アトリエから執務室に移動したいのにその間にイベントが強制的に何度も挟まり煩わしい。
・登場しない反対派
あらすじにある共和国への参加反対派が一切登場せず、ゲーム中で反対派から何か言われる・妨害されるということが全くない。
・前作の話
前作トゥルーエンド後の話となっており、前作の重大なネタバレがしれっとされるイベントがある。
戦闘
9点
評価点
・うに
アトリエの前でうにを採取できるようになった。おかげで序盤の攻撃アイテムに困らなくなった。
・優秀な仲間キャラ
過去作よりも仲間キャラが強く使いやすい。最初に仲間になるキャラもケイナは睡眠+範囲攻撃、サイラスは範囲攻撃と遅延スキルが使えるなど戦いやすい。
・メルルのスキル
メルルは攻撃アイテムの威力と範囲をパワーアップできるがそのためにアシストゲージとアイテム使用回数を消費する。どのタイミングで使うかなど戦略性が増している。
問題点
・レベル上限
レベル上限は50だが特定の条件をクリアすると99まで解放される。
私はこれを知らなくてクリアできなかったイベントがありました。
グラフィック
8点
安定の岸田メル先生。
開拓を進めると採取地の風景が変わるのは大変良い。アトリエは同じ場所を訪れることの多いゲームなので。
BGM
8点
今作も良好ですがトトリのBGMが良すぎたからそれに比べると物足りないかも。サントラ聴いてればまた変わるかも。
キャラ
8点
メルルも良いキャラなんですがロロナ、トトリが濃すぎたのでちょっとキャラが薄い印象。
私はロロナの時からエスティさん押しなんで出番が多くてうれしいです。
快適さ
9点
3作目ということもありシステム面での完成度も高く全体的にかなりプレイしやすくなった。
評価まとめ
50点
3作目でシステムの完成を見ました。S~GでA評価。
クリア時間は29時間24分。
セーブ、ロードでエンディングをいくつかみたので実際はもっとプレイしてます。1週やるだけなら30時間ぐらいになるかと。
ゲームとしての完成度もあってアーランドシリーズでは一番面白かったです。けどシナリオ、BGMではトトリに及ばないかな。
黄昏シリーズはDXを予約したので楽しみ。来年中には3作やりたいと思ってます。
↓ 応援よろしくお願いします