こんにちは!
セリーグは10/10の阪神vs中日戦が終了したことで全日程終了となり残すはポストシーズンのみとなりました。
セリーグ順位総括
今シーズンは昨年に引き続き広島の強さが際立つシーズンでした。主力に若い選手が多くしばらく黄金時代は続きそうです。
他に目立つのはCS制度が始まって以降ずっとAクラス入りをしていた巨人のBクラス落ち。来年に向けて大型補強をするのか、それとも思い切って育成に舵を切るのか注目です。
また、球団敗戦記録を残したヤクルトがどのように立て直すかも気になるところです。すでに小川前監督の再登板を発表しており当時主力に定着した川端選手、畠山選手の復活にも期待がかかります。
個人タイトル
シーズンが終了したことで個人タイトルも確定しました。
最多打点 ロペス(DeNA)105打点
最多盗塁 田中広輔(広島)35盗塁
最高出塁率 田中広輔(広島)3割9分8厘
最高勝率 薮田和樹(広島)8割3分3厘
最多奪三振 マイコラス(巨人)187個
打撃タイトルは本塁打王のゲレーロ選手を除いて広島とDeNAが独占。2チームの打力の高さが伺えます(その2チームの間にも更に差がありますが)。
DeNAは打撃タイトル筆頭の筒香選手がWBCからの不調によりタイトルが取れなかったにも関わらず、ロペス選手、宮崎選手がタイトルを取り打線を支えました。特にロペス選手は年間を通して安定しておりチームMVPと言っていい活躍をしました。
広島は鈴木誠也選手が怪我で離脱しましたが、それがなければ複数のタイトルを獲得していたかもしれません。ただ、4番の鈴木選手が離脱しても打線の迫力は全くなくならないのが広島の凄さだと思います。
投手タイトルは先発の巨人と救援の阪神といった形になりました。2球団以外だと薮田選手がタイトルを獲得。
巨人はタイトルを取った菅野選手、マイコラス選手加えて田口選手の三本柱が強力でした。特に菅野選手はWBCを通して一皮むけたかのような圧巻のシーズンだったと思います。
阪神は桑原選手、マテオ選手、ドリス選手で救援タイトルを総なめ。他にも岩崎選手、高橋選手、藤川選手など球界最強の中継ぎと言っていいんじゃないでしょうか(少なくともセリーグNo1かと)。
タイトル全体を見ると菅野選手を除いてタイトル初獲得の選手が多くなりました。特に宮崎選手、薮田選手、桑原選手の三人は今年タイトルを獲得するほど活躍すると思った方は少ないんじゃないでしょうか。来年もタイトルを争うような活躍ができるよう期待したいですね。
最近の気になるニュース
まだポストシーズンが残っていますが各球団来年に向けて動き始めています。私が気になったニュースをいくつか触れたいと思います。
ヤクルト 宮本氏1軍ヘッド内定、土橋氏内野守備走塁コーチに就任
【ヤクルト】宮本氏1軍ヘッド決定…土橋氏は内野守備走塁コーチ (スポーツ報知)
かねてから噂されていた宮本さんのヘッドコーチ就任が発表されました。以前書いたように私の予想では小川監督の後任には2軍監督の高津さん、その後任に宮本さん。宮本さんは高津さんの次の監督になるのではないかと考えています。
また、土橋さんがコーチに就任することも発表されました。
宮本さんと土橋さんという強いヤクルトをいぶし銀と言える立場で支えた二人の入閣。来年のヤクルトは守備や小技など隙のないチームになるかもしれません。
DeNA 大家氏コーチ就任
メジャー通算51勝の大家さんのコーチ就任を発表されました。
DeNAにしては珍しく大物を引っ張て来たという印象。日本よりもメジャーでのほうが在籍も長く実績を残している投手。メジャー流を目指しているDeNAにはピッタリの人材かと。DeNAは左の先発が多いので右の先発を育ててほしいです。
オリックス 平野、メジャー目指してFA行使へ
【オリックス】平野、メジャーへ海外FA権行使を決断「自分の気持ち、方向性固まった」 (スポーツ報知)
オリックスの平野佳寿投手(33)がFAでメジャー移籍を匂わせる発言をしました。国内移籍もできますがメジャーか残留の二択になりそうです。
平野選手は今年のWBCに選出されて好投していました。WBC球が合っていたようなのでメジャーでもある程度やれるのではないかと思います。惜しむらくはもう全盛期を過ぎていること。パリーグはあまり詳しくないのですが平野選手の全盛期はセットアッパー時代だと思うのでその頃にメジャーに挑戦してるのを見てみたかった気もします。
平野選手は2013WBCでメンバーに選ばれていないのがおかしいと思います。
ソフトバンク ゲレーロ獲り参戦へ
【ソフトバンク】ゲレーロ獲り参戦へ 常勝球団に「選手の入れ替えは必要」 (スポーツ報知)
ソフトバンクが中日を退団することが決定的となっているアレックス・ゲレーロ選手(30)獲得調査を進めていことがわかりました。ゲレーロ選手には巨人、阪神も興味を示しているようです。
ゲレーロ選手は高額な複数年契約を求めているようで獲得できる球団が限られています。資金力のあるソフトバンクが動けば移籍は決定的になるかと思いますが既に在籍している選手も考えると本当に獲得するのか疑問が残ります。
DHにはデスパイネ選手がおり、サードは松田選手、ファーストは内川選手、外野は柳田選手と中村晃選手がいます。外野は他にも上林選手が初の規定打席に到達するなど戦力は豊富です。内川選手はベテランで今年もケガの離脱などがありましたが保険で獲得するにはゲレーロ選手は高額かなと。ただ、ナゴヤドームで35本打つパワーは魅力的なので打線の更なる強化に動く可能性はあります。
中日 広島退団の梵選手、日本ハム退団の武田久投手をリストアップ
中日が広島退団の梵英心選手(36)、日本ハム退団の武田久投手(38)の獲得調査を進めていることが分かりました。
梵選手は盗塁王を獲得したこともありますが両膝の怪我もあり近年は出番も減っています。記事内では俊足が持ち味と書かれていますがいつの話なのか…。ショートをまとも見守ったのは2014年が最後、セカンドの経験はほとんどないため守れるのはサードとファーストになると思います。ベテランなら荒木選手もいるので若返りを進めてるチームで強打のポジションしか守れない梵選手を獲る必要はあるのか疑問です。両膝の怪我で全盛期の足もありませんし。
武田選手も最後に一軍で活躍したのは2013年。それ以降は一軍ではほとんど投げておらずこちらも通用するとは正直思えません。
二人とも今年引退するかと思っていたので現役続行するのが意外でした。二人とも将来のコーチ候補として獲得になるかと。ただ、記事に監督と同じ大学という話がでるのはどうなんですかね…。
DeNA ルーキー細川CSベンチ入り確定
DeNA・ルーキー細川 CSベンチ入り確定 指揮官「スーパースターになり得る」 (デイリースポーツ)
ラミレス監督がCS1stでの細川選手のベンチ入りを明言しました。細川選手はシーズンラストに二試合連続ホームランを打ち、ここ数試合の練習試合でも結果を残していました。
期待のルーキー細川選手がCSでのベンチ入りを勝ち取りましたね。DeNAの代打は貧弱なので細川選手にも期待がかかります。来年はまた二軍で鍛えることになると思いますがCSでの経験を生かしてほしいです。あわよくば結果を出してほしいです。
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