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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「ダーウィンズゲーム」漫画紹介 アプリによって異能力を得たプレイヤー達が戦うデスゲーム


ダーウィンズゲーム 13 (少年チャンピオン・コミックス)

 こんにちは!

 この3連休で読んだダーウィンズゲームが凄い面白かったので紹介したいと思います。

概要

 ダーウィンズゲームはFLIPFLOPs先生による漫画で別冊少年チャンピオンで連載中。既刊は13巻(2017年 10月現在)。FLIPFLOPs先生はアニメ化した「猫神やおよろず」も書かれてました。

あらすじ

 高校生 カナメは友達からの招待でアプリ「ダーウィンズゲーム」を起動してしまう。このアプリは各プレイヤーに異能力(シギル)と呼ばれる様々な超能力を与え、命懸けで戦わせるデスゲームだった。

 なんとかゲームをやめる方法を探すカナメだったが、ゲームのクリアまたはGM(ゲームマスター)を殺すことでゲームをやめることを知る。

 カナメはゲームクリアを目指してクラン「サンセットレーベンズ」を結成する。

魅力

 最近デスゲーム系の漫画は多くあります。ゲームをインストールして始まるものではNOT LIVESなんかがそうですね(私は結構好きな作品)。デスゲーム系の漫画が増えたせいかあまり面白くないというかまたこういう内容かと思う作品も多々あります。この漫画は最初から面白くはあったのですが特に目新しいものは感じませんでした。

 しかし、6巻で仲間たちとクランを結成します。それまでは個人で戦っていたのが仲間たちと他のクランと戦ったり交渉したりとそれまで闇雲にゲームを進めていたのがゲームを終わらせるための明確な目標ができ、話が盛り上がってきます。

 決定的に面白くなったのは8巻から。それまでカナメはデスゲーム系の漫画によくいる主人公でどんな状況でも相手を殺したくないという主人公でした。ところが、ある事件が起きカナメが覚醒します。無駄な殺しはしないけど仲間を守るため、ゲームをクリアするためなら容赦なく向かってくる敵を蹴散らすようになります。

 サンセットレーベンズは少人数ながら個々のレベルが高く圧倒的な戦力で勢力を拡大していきます。カナメも自身の能力を強化していき名実ともにトッププレイヤーに。他のプレイヤーやGMの思惑も渦巻く中でカナメはダーウィンズゲームを終わらせることができるのか。

 主人公が切れ者で面白い一方でよくあるデスゲーム系かとも思ったんですが、クラン結成からは「おっ」と思い惹かれ初め、カナメ覚醒からは完全に引き込まれました。これからが非常に楽しみな作品です。興味があったら読んでみてください。

 

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