こんにちは!
ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ PS4版のクリア後感想・評価です。
↓ 評価基準についてはこちらを参照
※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
一言ポイント
・ライフイズストレンジ3
・価格は上がったがボリュームは減った
・内容の半分くらいはメインシナリオと直接関係ない
↓ 前作
概要
ライフイズストレンジ トゥルーカラーズは2022年に発売したADV。ライフイズストレンジシリーズの一つで実質的にライフイズストレンジ3。
キャッチコピーは「自分で選ぶから少し人生を好きになれる」(パッケージ裏より)
あらすじ
コロラド州の山奥にある町『ヘイブン・スプリングス』を舞台に、主人公アレックスは兄の死の真相を探るため、自身の不思議な能力と向き合い、田舎町に隠された秘密を暴いていくこととなる。
アレックスは、他人の強い感情を取り込んでしまう特殊な能力を長い間隠していました。
他人の感情をオーラとして見て、体験できる能力は、住人たちとの関係に影響を与え、時には彼らの人生そのものを変えてしまいます。
感情に寄り添うのか、それとも正すのか、どう行動するかは慎重に選ぶ必要があります。
ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。
(公式サイトより)
シナリオ
・人の感情を読み取る
1以来の主人公が超能力を使える作品。アレックスは人の感情を読み取ることができるが強すぎる感情には大きく影響されて暴走してしまう。物語開始前よりその力に悩まされていたが久しぶりに会った兄や新しい友人との出会いを通して能力を克服・成長していくストーリー。
序盤は能力に悩んでいるのに中盤はあっさり克服したかのように周りを助けることに奔走している。能力に悩んでなかったとしてもアレックスへの心的負担が大きそうな展開なのに悩みはどこへ行ったと言いたくなる。
ストーリーの出来が悪いわけではないがもっと深堀できたと思います。
・選択が未来を変える
前作と違って選択肢に善悪の概念がないことが多い。人によって答えがより変わりそうになっている。
選択が未来を変えるが過去作に比べると影響は少なく大筋の展開は変わらない。恒例の最後の大きな分岐もなく途中の選択でエピローグが変化するぐらいの差。
・ボリューム不足
過去作よりも全体のボリュームが少ない。その中でもメインの事件に関わる話は各エピソードの半分ぐらいしかない。ボリュームが少ないからか展開も雑。
LARPの演出は能力と絡めていて面白いがこれに力を入れるならもっとメインのボリュームを増やしてほしかった。
グラフィック
前作よりも向上。1のころに比べるとかなりグラフィックが綺麗になった。
他の作品と比べるといまいち。参考までに最初に配信された海外版はテイルズオブアライズの翌日。
BGM
良好。今作ではレコードを聴いたりライブをしたりと音楽要素がやや強め。
キャラ
登場キャラが減った代わりに掘り下げるイベントがある。
過去作のキャラが登場しているのも注目。覚えているかは微妙だけど。
快適さ
・エピソード分割
過去作では海外でエピソードごとに分割で配信されていた都合上、毎回あらすじやチュートリアルが入っていたのが無くなりテンポが良くなった。
・シーンリプレイ
各シーンに取り逃した収集物が表示される。実績だけでゲーム進行に影響を与えないようにできる。
・オートセーブ
オートセーブがシーンの切り替わりのタイミングでしかされない。ゲームを中断して再開すると「あれ?ここから?」となることがある。そのシーンで取得していた収集物も未取得になる。
評価まとめ
悪くないけど過去作に比べると色々と物足りない。今思うと1章のラストがピークだった気も。S~GでC評価。
プレイ時間は9時間。
プレイ時間で見てもボリュームは減ってます。
おススメする作品ではないですね。過去作よりも価格が上がっているのにボリューム、シナリオのクオリティが下がっているのもアレだし。
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