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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「アバタール・チューナー1」クリア後感想・評価

こんにちは!

アバタール・チューナーの1時点でのクリア後感想・評価です。

 

一言ポイント

・戦略性の高い戦闘システム

・分割商法

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

概要

正式名称は「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」。2004年にPS2向けにアトラスより発売したゲーム。女神転生シリーズの派生作品の一つ。

アバタール・チューナーは2も含めてストーリーが完結する。本作は前編とも言える。

キャッチコピーは「喰らうことでしか生きられない‥」(パッケージ裏より)

あらすじ

トライブエンブリオン]のメンバー、サーフと4人は、ジャンクヤードの覇者だけが到達できるとされる地[ニルヴァーナ]を目指し、他のトライブといつ果てると知れぬ抗争に明け暮れていた。

そんな中、突如現れた謎の物体[ツボミ]を巡り、隣接するトライブと戦闘状態にあった彼らは、ツボミから弾き出された無数の光球に汚染され、悪魔に変身する力[アートマ]に覚醒してしまう。

朦朧とする意識の中で繰り広げられる想像を絶する戦い。

自分と同じく、異形に変じた敵の肉を引き裂き、骨を砕く感覚。

すべてを喰らい尽くせと命じる本能の奔流の中、それまで戦うことしか知らなかったサーフたちは、初めて人間らしい感情の昂ぶりを覚える。

そんな彼らを助けに来たと現れる、黒髪の少女セラ。自分がどこから来たのかもわからぬ彼女は、仲間たちの悪魔化を抑制する不思議な力を持っていた。

黒髪の娘を連れ、ニルヴァーナに上がってきた者をジャンクヤードの覇者と認める…抗争の審判を務めるカルマ教会から突如発せられる命令。

謎のカギを握るセラを巡り、激化していく抗争。

束の間の触れ合っては消えていくいくつもの想い。

真の敵の影を追うサーフたちを待ち受ける驚愕の真実とは…。

(説明書より引用)

シナリオ

6点

評価点

・感情を手に入れていく主人公たち

最初は感情がなく棒読みが目立つが、だんだんと各キャラの個性が出てくる。それまではただ戦っていたのがそれぞれの理由や目的のようなものが生まれていく。

問題点

・続編ありきのシナリオ

本作のみでは完結しない。解決しない謎が多く本作のみでシナリオの評価を下すのが難しい。売り方に問題があると言えばそれまでだが。

戦闘

9点

システム

・プレスターンバトル

真・女神転生3で生まれたプレスターンバトルを採用。相手の弱点を突いたりクリティカルが決まると行動回数が増加、無効属性で攻撃したり攻撃を外すと行動回数が減る。

・悪魔に変身して戦う

キャラは悪魔となり戦うが奇襲を受けると人間状態で戦闘に入る。基本的に人間の方が弱いが銃攻撃ができる、破魔属性が効かない、悪魔の時は存在する弱点が消えるというメリットもある。

・マントラ

セーブポイントでマントラを購入。戦闘でAPを溜めてMAXになるとそのマントラのスキルを習得できる。

スキルの中には多めにAPを稼げるハントスキルが存在。しかし、ハントスキルを使うと稀に腹を壊す。治すまでAPが溜まらない。

・ウェイトスキル

特定の攻撃を一度だけ無効・反射・吸収するシールドを張る。重ね掛けすることができない。敵も使用してくる。

・リンケージ

パーティキャラの持つスキルを組み合わせてできる合体攻撃。行動回数を複数使い強力な攻撃ができる。敵も使用してくる。

評価点

・戦略性が高い

元から評判の良いプレスターンバトルだが、ウェイトスキルやリンケージの導入により更に戦略性が高くなっている。

如何にして味方の行動回数を増やすか、敵の行動回数を減らすかということが重要。

ボスは複数の属性攻撃を使うものもいるのでどのシールドを張るかということも考えなければならない。

・高難度だが良好なバランス調整

雑魚戦でも1ミスで全滅し得る難易度だが、対策さえすれば比較的低レベルでもボスに勝つことができる。

問題点

・敵味方の状態を確認できない

バフ・デバフが重要だが状態を確認できない。確認できた方がプレイし易かった。

・人間状態

上記のように人間状態にもメリットがあり銃撃のみが弱点の悪魔もいるが、人間状態で戦う必要性は皆無。変身で行動1回分使うことを考えると悪魔状態でのみ戦うべき。

・高難度

バランスこそ取れているが初見の敵はかなりつらい。弱点が分からずミスから全滅もある。敵の弱点を見破るスキルも存在するがその行動1回分も惜しい。

 

難易度こそ高いですがバランスは良好で戦略性の高い戦闘。プレイしていて楽しかったです。

グラフィック

7点

PS2の作品として考えれば悪魔のグラフィックなど良好に感じる。

ただし特定の戦闘で参加するセラのグラフィックだけなんか気持ち悪い。普段は気にならない。

BGM

8点

世界観や設定の影響もありどちらかというと暗いBGMが多いが良好。

サントラはプレミアがついている。

キャラ

7点

悪魔の力に目覚めたことで今までなかった感情に目覚める。その部分をパーティキャラ以外のキャラについても描けている。

今作だけでは完結していないため理解できない部分もある。特にセラがサーフに対して好感を持っている理由が全く分からない。

快適さ

7点

評価点

・セーブポイントが多い

高難度な本作だがセーブポイントは多めに設置されている。特にボス戦前には必ずある。リトライがしやすい。

問題点

・お金が足りない

上位のマントラを購入するためには多額のお金が必要となり終盤はお金が足りなくなる。戦闘でお金を稼ぐわけだがその間のAPが無駄になってしまう。

評価まとめ

44点

佳作。S~GでB評価です。

戦闘は非常に面白かったですが前編という位置づけなので高評価は付けづらい。

クリア時間は23時間22分。たびたび全滅してるので実際は25時間ぐらいですかね。攻略をガッツリ見ながらプレイしたので短めになってます。

アバチュ1と言えばRPG史上最強のボスと呼ばれる人修羅がいますがやらないです。そんなものを倒す熱意なんてないw

2も今年中にはクリアしたいですね。

 

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