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ヌルゲーマーの趣味ブログ。漫画や野球の話もするよ。 2019 2/10「感想・評価に一言ポイントを追加」

「二ノ国2 レヴァナントキングダム」クリア後感想・評価

こんにちは!

二ノ国2クリアしました。キングダムモードが面白くて熱中しました。

シナリオのネタバレにはできるだけ配慮してます。

 

一言ポイント

・よく言えば王道、悪く言えば無難なシナリオ

・最高峰のグラフィック

・面白さの8割を占めるキングダムモード

 

↓ 評価基準についてはこちらを参照

当サイトにおけるゲームの評価法

 

※当サイトにおける評価はあくまで私個人の評価です。人によって違う感想になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。

概要

二ノ国2 レヴァナントキングダムレベルファイブより2018年3月23日にPS4、PC向けに発売したゲーム。

過去に発売した二ノ国シリーズ(漆黒の魔導士、白き聖灰の女王)の続編。続編ですがストーリー的なつながりはほぼないです。

キャッチコピーは「これは真の王になるための物語」(パッケージ裏より)

ちなみにレヴァナントは「帰ってきたもの、亡霊」などの意味があるそうです。

あらすじ

ある日、少年は王様になった・・・

陰謀により、国を追われた幼き王エバン

大切な存在と別れを経て、エバンは自らの王国を作る事を決意する。

これは、少年が偉大な王となり、巨悪を打つまでを記した物語である。

(公式サイトより)

シナリオ

8点

評価点

・王道なストーリー

エバンが少年から真の王になるまでを描いたストーリー。内容もシンプルで分かりやすい。

・豊富なサブクエスト

150以上のサブクエストがあり、これを攻略することで王国の人材が増える。

サブクエスト攻略の意欲が沸く。

・キングダムモード

集めた人材を元に王国を発展させることができる。人材は100人以上。

非常に面白くサブクエも含めるとプレイ時間の多くはこのモード関連。

問題点

・シナリオ本編のボリュームが少ない

サブクエスト、キングダムモードなど楽しむ要素は多くあるが本編のシナリオに限ると意外に短い。

・シナリオ進行にサブクエストの攻略が強要される

シナリオ中のイベントを起こすために王国が発展している必要があり、そのためにサブクエストをこなして人材を増やさなければならない。それなりの数のサブクエを攻略する必要がある。

シナリオをガンガン進めたい人にはめんどくさいかも。

 

本作の魅力はサブクエとキングダムモードにあると思います。このおかげでかなり楽しめました。一方で本編のボリュームが薄かったのでもう少しそちらにも力を入れてほしかったなと感じました。

戦闘

8点

戦闘システム

・3人パーティのアクション戦闘

近接攻撃、遠距離攻撃、スキルを使いながら戦闘する

・フニャとの連携

フニャという精霊(?)が戦闘に参加してくれる。攻撃、回復、バフ、デバフとフニャによって色々な能力がある。自分の好みに合わせてパーティに入れるフニャを選べる。

・バトルイコライザー

メニューでバトルイコライザーを弄ることで属性耐性や敵種族への相性、経験値とレアドロップやお金の比率を変更できる。状況に合わせて有利な戦闘が可能。

・進軍バトル

通常戦闘とは別に軍を率いて戦闘する進軍バトルがある。軍は率いることができる人材を手に入れると種類が増える。

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評価点

・アクション性の増した戦闘

前作よりもアクション性が高くなり戦闘が面白くなった。

・バトルイコライザー

経験値やレアドロップ、お金と状況に合わせて必要なものの入手比率を変更できるので遊びやすい。

・進軍バトル

SRPGとして楽しめる。

問題点

・敵のレベルインフレが激しい

全ての敵にレベルが表示されているがストーリーを進行するとガンガン上昇する。意識して戦闘をしないと自パーティとのレベル差が大きくなる。

・被ダメージが大きい

ボスの攻撃が強力で被ダメが大きい。アイテムはガンガン使うことになる。

王国を発展させていればアイテムはどうにでもなる。

・進軍バトルが長い

一度のバトルが長い。ストーリー終盤でも行うことになるが、パーティのレベルと軍のレベルは別なので放置しているとめんどくさいことに。

グラフィック

10点

・ジブリアニメ調のグラフィック

グラフィックは非常に美麗。アニメ調の最高峰と言える。

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・コンパチモンスターが多い

モンスターのデザインの種類は少ない。

魔瘴気モンスター(本編とは別の討伐モンスター)ぐらいはもっと種類を増やしてほしかった。

BGM

8点

久石譲さんが担当する音楽は素晴らしい。エンディング曲が好きです。

キャラ

8点

・豊富な人材キャラ

国民になる人材が100人以上おり、全員キャラ付けがしっかりされている。

・メインキャラのCVに俳優を起用

すごい下手という人がいるわけではないが本業の声優に比べると気になる。

わざわざ俳優を起用した割にはボイスシーンが少ない。売りにしたいのかどうかよくわからない。

快適さ

6点

・フィールドでの移動が遅い

マップの広さに対して移動が遅い。シンボルエンカウントだが敵の方が移動が早く逃げ切れないことも多々ある。(経験値的に戦闘したほうが後で楽)

改善する方法があるが自分はいまいち実感できなかった。

・やり込もうとすると不便に感じるUI

ストーリーだけを進めている場合は問題ないがやり込もうとする気になる部分がいくつかある。

キングダムモードでは「なんでこの画面であの情報が見れないんだ」「この画面からあの画面に飛ばしてくれよ」と思うことが多々ある。

サブクエストはマーカーを付けれるのに対して魔瘴気モンスターは付けられない。魔瘴気モンスターはどこにいるか分からないことが多い。

宝箱の開けた数や進軍ミッションの攻略数はトロフィーに関わるのにゲーム中でどれだけこなしたか調べる方法がない。

評価まとめ

48点

良作。S~GでA評価です。

個人的には前作(白き聖灰の女王)よりも遥かに面白かったです。前作は戦闘があまり好きじゃなかったので。ただ本編のストーリーの薄さは物足りなかったかな。

クリア時間は55時間34分。クリア前にできる要素は攻略も見ながら可能な限りやりました。真っ直ぐストーリーを追ったらもっと短いです。40時間は切るかと。

もし遊ぶ方はサブクエやキングダムモードなどすべての要素をしゃぶり尽くすつもりで遊んでください。私はこのゲームの面白さはそこにあると思ってます。

前作を遊んでいなくても問題ないです。ちょっとしたところで前作の要素はありますが知らなければ全く気にならないです。

 

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